Wind of Mind

Wind of Mindへようこそ!^^
自作の音楽や美味しいものなど気ままにアップしていきます!^^ゞ

大滝詠一"A LONG VACATION"トリビュートコンサート

2009年12月12日 | コンサート・レビュー
このコンサートは大滝詠一の名盤「A LONG V.A.C.A.T.I.O.N」を女性アーティストだけでカヴァーしたアルバム「FROM LADIES」のリリースを記念して行われた一夜限りのトリビュート・コンサートです。

しかし、私はそのカヴァー・アルバムの存在を知らずに、てっきり大滝さんの久々のコンサートだと思い込んでチケット購入~
あとで、よく見てわかりました~ガハハ

しかし、よく見てみると。。。(最初から見ろって!)
すごい女性アーティストがたくさん出るではありませんか~!!!アタリマエカ

当日、会場の渋谷オーチャード・ホールは結構年配の方々であふれておりました。
MCは俳優の佐野史郎、彼はシュガー・ベイブ、はっぴぃえんど時代からの大滝サウンドの大ファンということで、自ら音楽活動をしていることは結構知られていますよね。

15分ぐらい開演が遅れたでしょうか。。。
結構待たされた感じがしました。
そして、いよいよコンサートが始まりました~

セットリストです。

1. いつも通り / 大貫妙子
2. 君は天然色 / 大貫妙子
いきなり、大御所の登場!!!

アルバムの曲順なんですが。。。後でわかりましたが。。。
しかし、なんかイマイチボーカルが聴こえなかった~
そもそもこういう歌い方といってしまえばそれまでですが。。。
「いつも通り」を生で聴けたことに感激。。。

3. Velvet Motel / 金子マリ
4. 熱き心に / 金子マリ

続いて御大マリ姉御の登場!!!
しかもミニスカ!!!
「熱き心に」は良かった~ナイス選曲!!!

5. 夢で逢えたら / 今井美樹
6. カナリア諸島にて / 今井美樹

さて~続いて、美樹嬢の登場~
実はこのコンサートで一番楽しみにしていたアーティスト。。。
この2曲の選曲は彼女にぴったりでうっとり~

そして佐野史郎と今井美樹のトーク
この二人は、なんと初対面ということでしたが、同じ時期にトレンディ・ドラマの主演をやっていたこともあり、話が盛り上がっておりました。。。

続いては新進気鋭の女性ボーカリスト2人。
私は全く知らない2人でしたが、それぞれに大滝サウンドを歌いこなすところはさすが。。。

7. Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語 / 行川さをり
8. 指切り / 行川さをり

9. 我が心のピンボール / イシイモモコ
10. 怪盗ルビー / イシイモモコ


そして、井上艦による大滝さんリスペクト、インスト!
会場はムーディなサウンドの坩堝に。。。

11. 大滝サウンド メドレー
  "Blue Niagara"~"幸せな結末"~"Fussa Strut" / 井上 鑑スペシャルバンド

さて、コンサートも後半に入り、尾崎亜美の当場。

12. 雨のウェンズデイ / 尾崎亜美
13. 冬のリビエラ / 尾崎亜美

ピアノ弾き語りによる「冬のリビエラ」はよかった~
レパートリーにしようかな。。。

14. スピーチ・バルーン / 原田郁子
15. 空色のクレヨン / 原田郁子

この人も私は知らない若いボーカリストでしたが、なかなか個性的でよかった。
とくに「空色のクレヨン」は始めて聴くはっぴぃえんどの曲でしたが、ピアノ弾き語りで歌う彼女に観客は聴き入っておりました~

MC:佐野史郎&つじあやの~アドリブ"愛餓えを"
ウクレレであやの的アレンジに。。。あいうえおって、こんな字だったんだ~
16. うららか / つじあやの
17. 恋するカレン / つじあやの
恋するカレンは、ちょっとイメージゃないような。。。大好きな曲なので。。。スンマセン

18. FUN×4 / 太田裕美 (佐野史郎)
19. 恋のハーフムーン / 太田裕美
さて、今日のもうひとつのお楽しみは、裕美ちゃんでした~
やっぱ、彼女が登場するとステージがパッと華やかになりますね~
さすが元トップアイドル!!!
でもこの選曲は!?「シベリア鉄道」は誰が歌うの~

20. ヴァチュラー・ガール / 鈴木祥子 (Vocal on Drums)
21. さらばシベリア鉄道 / 鈴木祥子
名前だけ見て、てっきりウインクだと思った人はかなりいたと思います。
女、稲垣潤一という異名をとる?彼女のドラムとボーカルもなかなか見ごたえがありました~
そして、裕美ちゃん曰く「こんなエロいシベリア鉄道は初めて聴いた」という、彼女の歌唱はとっても艶やかでよかったです!!!


最後は全員で「ナイアガラ音頭」「恋はメレンゲ」を歌い、終演。。。
非常に聴き応えのある、大滝サウンドのムーディな何ともいえない雰囲気に包まれたま~ったりと癒しの空間に浸った約2時間半でした。。。

一番満足したのは、きっと、このホールのどこかで聴いていたに違いない、大滝詠一ご本人だったのではないでしょうか。。。タブンネ