先日NHKで放送された「鶴瓶の家族に乾杯」で紹介した安曇野市三郷のロケ地に行きました。
嵐の桜井翔さんが出演し、4年越しのそばを食べてもらったお蕎麦屋さんの内容でしたね。
この店の家族がとても素晴らしく、心惹かれ私も訪ねてみました。
貞享義民記念館の隣にあるお蕎麦屋さん「鷹匠」と和菓子「宮本屋」で
蕎麦は戸隠そば、和菓子は「加助最中」と「義民の里」がおすすめの様です。
じつは、昨日も今日も行ったのですが蕎麦は売り切れ終了でした、テレビの力はすごいですね県外のお客さんも、しばらくは混み合うみたいですね。
そこで久しぶりに加助騒動(農民一揆)の復習で北隣の加助神社を訪ねました。
境内に俳人 柿本芳月の句碑に注目しましたね、ちょっと読めなくて・・・・
帰って調べてみました。
「二斗五升 かたり伝えよ 稲の波」でした
加助たち農民が命をかけたことを後の世に伝えて行って欲しいとの願いでしょうか
騒動の主役の多田加助が減免を訴えた年貢代ですね、当時松本藩は他藩より高い1俵玄米3斗でしたが
増税し3斗4.5升を農民に払わせようとしました。
不作凶作の現状を加助を中心に訴え他藩並みの2.5升に減免を願い出ました。それが引き金となり農民一万以上がお城をとり囲んだそうです。
これに対し藩は一旦訴えを受け付け2.5升とし一揆を鎮めた。
が、 しかし加助をはじめ28人を処刑したのです、そして年貢も3斗に戻してしまいました。
加助たちの命とひきかえに増税はなかったのですが・・・
切ない話ですね。
・・・・・貞享義民記念館でこの事件が上映されています。
「加助最中」を美味しくいただきながら、今日は蕎麦を食べれなかったけど歴史の勉強になったと
しみじみ思いました。
そして、秋の 稲穂の波 の光景を思い浮かべました・・・
東京日本橋の安くて旨い天丼の店は、今も連日4時間待ちだと、友人がこぼしていました。