あずみ野 美光波探訪

安曇野を中心に信州を自由に散策しています

海野宿(東御市本海野)

2015-08-09 14:02:27 | 日記

東御市の海野宿は北国街道の宿場町で、現在は重要伝統建造物群保存地区となっています。

 

 

中に水路が通っていて昔の街道の姿が素晴らしい

どの家にも屋号の看板が掛かっていて当時を想像できる。

海野宿を語るには戦国時代の信州の豪族 海野一族が欠かせません。

来年のNHK大河ドラマ「真田丸」は真田一族の物語ですが、真田家のルーツが海野家なのです。

ですから真田家の故郷なのです。

ドラマは堺雅人主演ですから楽しみです。

 

 

うだつの説明書きがありました。

うだつの上がらぬ奴だ・・なんて使いますが元は防火の火返しなんですね。

当時の立派な建物がよく保存されています。

地区堺が上田市(真田氏の本拠地)ですから来年は大河ドラマの影響で海野宿もにぎやかになるでしょう。

私としても上田城や真田の庄を訪ねたいと思います。

 

 

 


懐古園:小諸城跡(小諸市)

2015-08-08 22:53:10 | 日記

小諸市の懐古園:小諸城跡を訪ねました。

小諸城は400年前の豊臣秀吉の天下統一の頃のお城だそうで、野面の石積みが古城の佇まいで迎えてくれます。

明治に入り荒れ果てた城跡を整備し「懐古園」として名づけて現在に至っています。

懐古園といえば文豪島崎藤村ですね、記念館もあります。

 

小諸なる古城のほとり

小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ

緑なすはこべは萌えず

若草も ・・

ここまでは覚えているんですが、あとは忘れてしまいましたね

藤村といえばこの詩が頭に浮かびます、信州人だからでしょうか。

このあと園内の蕎麦屋に入り撮った写真が

先日紹介した布引観音のポスターでした。

現代風のイラストで目をひきました。

 

ここでバッテリー切れであとは写真なしとなってしまいました。

(店に入る前に池の錦鯉をたくさん撮ってしまったからです)

 

小諸といえば、ここ懐古園ですね、遠い昔を感ずるいい場所でした。

ここには遊園地と動物園があります。

久々の動物園なんで楽しく過ごしました。

 

このあと海野宿に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 


ルリボシカミキり(小諸市布引山)

2015-08-07 23:31:28 | 日記

布引山を下山するときに発見  青いカミキリムシだ  実に綺麗だ

逃げる逃げる 写すが大変

こんな自然の中にいる昆虫なんだが、あまりにも綺麗だから追っかけてしまいましたね。

 

帰って調べてみました「ルリボシカミキリ」

瑠璃色に斑点から名前がついたようですが、ルリホシ・・と名のつくものは魚から昆虫までたくさんあるようです

驚いたのはクワガタやカブトムシと同じように販売の対象になっているのですから

飼育方法も確立しているのでしょう。

北海道から九州まで分布しているようだ。

学名「ロザリア」 日本国の甲虫のシンボルである

[Rosalia」とは美しい女性を象徴する女性名に由来・・

特筆すべきは日本のみの特産種であること(カブトムシやクワガタは他国にいる)

そして標本にするとブルーの体色は変化し生前の美麗さを保つことはないそうです。

 

 

私は森の中で「ブルーの瞳」か「青いドレス」の美しい女性に出会ったのかもしれません・・・

生命 生きていることは素晴らしいってことなんだと感じます。

 

素人の感想で申し訳ありませんが、また一つ物知りになりました。

 

 


布引観音(小諸市大久保)

2015-08-05 21:53:34 | 日記

牛に引かれて善光寺で有名な小諸市の布引観音にお参りに行って来ました。

善光寺が御開帳のうちにと思っていましたが、間に合わず今日になったのです。

天台宗布引山釈尊寺 観音堂は重要文化財

断崖絶壁に建てられた観音堂

駐車場から標高差は120m位 結構大変

久能山東照宮を思い出しながら登った(標高差180m)

しかしこんなところによく建てたものだと関心・・あとわずかです。

遠く浅間山が見える

牛が待っていた

 

観音堂に到着  こんな小さな子供も登ってきている、おじさんも登れてよかった。

下は怖くて見れない・・・ 清水寺の舞台なんてもんじゃない

 

そもそも布引伝説は 

強欲な婆さまを善光寺まで連れて行き改悛させた観音様のお話じゃそうな。

時間はずれたが御開帳の善光寺と元善光寺そして、ここ釈尊寺にお参りできたのでご利益がありますように・・

 


安宮神社の狛猫(東筑摩坂北村修那羅)

2015-08-04 21:44:23 | 日記

一昨日に続き修那羅峠の話題になります。

安宮神社を後にしたのですが、神社方向を振り返ってみると少し小高いところの尾根沿いに祠がある。

狛犬に興味があるから写真に撮ろうと上って見ると、ちょっと様子が違う。

猫だ、なぜ猫か解らない。

口元は阿吽の呼吸とはいかない・・右の猫の口は閉じてる?

なぜ猫?帰って調べてみて驚きだ。

全国的に珍しいようで、修那羅は猫の石像がこれを含めて有名らしい。

なぜ猫なのか?

この祠は養蚕大神を祀っているのです。

蚕はネズミが大敵・・だから猫を大事にしたのです。

ガテンがいきました。

振り返ってみて良かった、一つ物知りになりました。

立派な狛猫でした。