何十年ぶりだろうか、石仏の撮影に何度か通った事を思い出しながら安宮神社のご神殿に手を合わせました。
社殿の横の小さな鳥居をくぐり抜けると当時が蘇った。
一番奥が修那羅大天武像だ。
記憶をたどりながら猫像は?・・・
ここにあった。
昭和の時代、国鉄のディスカバージャパンで信州修那羅峠がポスターになって話題となった。
この猫像だったか首像だったか忘れましたが、それはインパクトのあるポスターでした。
なにせ個性が強烈な石仏群ですから。
境内をゆっくりと回ってみる・・230体あるようだ
一仏一神ゆっくりと見てまわりました。
私が初めて来たときからすれば崩れ落ちたりしてなくなったものもあるでしょう。
また、増えた石像も何体かありました。
ここの石像は仏と神を同時に祭っていますから、それは不思議な空間です。
写真で紹介なんかしてはいけないのかもしれません。
一つ一つに願い・悲しみ・喜び・感謝・慈悲等そいろんな気持ちが込められているのですから・・
安宮神社
江戸時代に新潟の妙高の出の人がここに修行場を開いたそうで
修那羅大天武と呼ばれ多くの修験行者が訪れたそうです。
今、時を超えて訪ねてみても無心になれるから不思議だ。
安宮神社を後にしながら、修那羅は何も変わっていない、初めて訪ねて30年以上経っているのに全然変わっていない。
もっともっと、きっと何百年も変わっていないのです。
自分だけが変わってしまった感覚なのだ。
又、修那羅様に足を運びます。
JR聖高原駅から 県道を聖湖に向かう途中 何体かの石仏が目にとまった。
なんと優しい顔立ちだ 頭には馬の顔が・・
馬頭観音の石仏ですが、先日紹介した岩殿寺の馬頭騎馬像とは違う素朴さです。
人馬一体の生活の中から生まれた農耕信仰的なものでしょう。
聖湖畔の博物館の前の馬頭観音
これもなかなか良い観音様でした。
聖湖 皆さん釣りに行事ている。
聖高原は冬はスキーができて、夏はキャンプや花火大会が楽しめる。
今回はのんびりと聖湖を目標にやってきましたが、石仏といえば修那羅だと心が動いた・・・
修那羅の石仏を目指して修那羅峠に向かいました。