わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 算数 はこの形③

2022-04-12 09:53:46 | 日記
先生「この前までの学習は・・・」
   黒板に
  ★はこの形をうつしとる
  ★はこの形を 組み立てる
   と板書し、簡単な振り返りをする。

先生「はこの面は、いくつ?」
児童「6つ。」
先生「はこの面のかたちは?」
児童「長方形。」「正方形。」
先生「三角形と四角形の学習で習った『辺』、
   覚えていますか。」
児童「へん・・・」「線のところ・・・」
先生 大きな箱を持って(印刷室から持ってきたA4の紙の入った箱)
  「ここだね。」と辺を何か所も、指で示す。



  「頂点はここだよ。」指で指す。

  「では、問題です。先生が、箱の面や辺や頂点を指すので、
   みんなは、『面』『頂点』『辺』と答えてください。」



   児童の間を回って、次々、リズムよく聞いていく。
   (面を指すとき、手のひらで「ドン!」と音を鳴らして聞くと
    単調な問答に、ビート⁉が効いて、
   「ドン(面)、チョン(頂点)、スー(辺)」、楽しいです(⌒∇⌒))

  「箱の面の問題です。向かい合う面は、どれか聞きます。
   『向かい合う』って、どういうこと?」
児童「こうやって・・」と言いながら、右手と左手を向かい合わせる。
先生「そうだね、向き合うんだね。▽さん、前に来てくれる?」
児童 前に立つ。
先生「では、先生が動くので、▽さん、動いて向かい合ってください。」
   先生がいろいろな方向を向く、▽さんは、向かい合うために、動き回る。
先生「ありがとう、▽さん。パーフェクトに向かい合うことができました!」



先生「と向かい合う面は、どれでしょうか。」
児童「です。」
先生 他の面も、どんどん質問していく。

   他の箱も、問題に出す。



  「自分の箱でも、『どの面が向かい合う?』の問題を やってみよう。
   箱を 辺で切り取って、広げます。」
   最初の授業で、自分の箱を 紙に写し取るときに、
   6面に「あ、い、う、え、お、か」のシールが貼ってある。

児童 切り開いて、自分で自分に問題をだす。

   友達の切り開いた箱を 借りて、どの面が向かい合うか
   考える。

先生「最後に、サイコロを作ります。
   サイコロの目の秘密を 知ってる人、いますか。」
児童「向かい合う面の数を 足すと、7になります。」
  「1が向かい合う面には、6。2には、5。3には4です。」
   


   まだ、書き込まれていない目を書き、先生に見せる。
先生 サイコロの目を正しく書けた児童に、辺が1㎝の、ミニミニサイコロを 渡す。



児童 自分で全てのサイコロの目を 書き込む。

*サイコロの目の〇の書き方は、特別なので、黒板に見本を 貼っておく。



*辺3㎝のサイコロとミニミニサイコロは、児童に人気です。
 今回は、時間のあるときに、教師が
 方眼紙をカッターで切って、作ってあったので、すぐに準備できました。
 児童が、方眼紙の状態から作るには、時間がかかるかもしれません。

   

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2年 算数 はこの形②

2022-04-11 11:33:45 | 日記
先生「はこの形を写し取りました。
   どんなことに気付いたか、思い出してみよう。」
児童「面の数は、みんな、6つでした。」
  「面は、長方形と正方形でした。」
  「私の箱は、長方形の同じ形が、2つずつありました。」
  「ぼくの箱は、6つの面、全部、正方形でした。」
先生 板書する。
  「今のまとめを ノートに書き込もう。」




*学研「なぜなに学習相談」のサイトを使って、プリントを作る。

   書き込めた児童に、 空欄を埋めて、文を読んでもらう。

  「6つの面で、1つの箱ができるね。
   みんなが写し取った面を 正しくつなぐと
   箱ができるね。

   では、この6枚の面を どうつないだら箱になるかな?」
   段ボールの6枚の面を 黒板の桟に置く。
児童 面を見て、頭の中で、組み立てる。
  「箱、作れます!」
   児童数人で、面を持ったり、テープで貼ったり、指示出したりして
   箱を作る。
先生 実況中継。
  「6面をつないで、箱ができました!」
児童 拍手👐

先生「では、問題です。
   5面(あ、い、う、え、お)は、つないであります。あと、もう1面をつけます。
   どの面を 付けたらいいでしょうか。」



児童 考える。「分かった!」
先生「では、聞いてみましょう。」
   3つの面を「これですか?」と聞きながら、順に指す。
  「これですか?」
児童「それです!!」
先生「では、そう考えた理由を 言ってください。」
児童「同じ大きさの面が 2つずつだから、これです。」
  「この面の相手が、いない。これと、同じ面の相手です。」
  「こことここの長さが 同じじゃないと、箱になりません。」
先生「では、みんなが選んだこの面を使って、箱を作ってみよう。」
児童 代表児童が、箱を作る。
  「できました!」拍手👏


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2年 算数 はこの形①

2022-04-11 09:51:36 | 日記

先生「『はこの形』の学習を します。」


   黒板に「はこの形」と書く。
  「『はこ』ってどんな形で、できているかな?」
   『』のところに 色を付ける。


児童「四角形です。」
先生「どんな四角形?」
児童「長方形です。」「正方形です。」
先生「そうだね。長方形や正方形でだね。」

先生 手のひらに入るくらいの大きさの箱を 見せる。
  「このはこの形は、どんな形ですか。」
児童「長方形です。」
先生「こことここここと・・・が長方形。

   この平らなところを 『』と言います。


   では、いくつ面があったかな?」
児童 考える。「4つ?じゃない、6つだ!」
先生「みんなで数えてみよう。」
   みんなで数える。

先生「みんなに家から、箱を持ってきてもらいました。
   今日は、その箱の面を 写し取ります
   写し取ると どんな形が 何枚あるか分かりやすいですね。」

   ★B4の紙に、6面写し取るには、箱の大きさを考えないと
    いけないことに 気付かせる。
   →数個持ってきた箱のうち、どの箱を写し取るか、自分で決める。

   ★黒板で、箱の形の写し取り方の見本を 見せる。
   (箱を しっかり押さえる。紙のはじから、写し始める。)

*写し取り方を 説明して、板書する。
 ①面にのシールを貼る。


 ②一つ面を写し取ったら、どの面かわかる文字(あ、い、う、え、お、か)を書く。


 ③気が付いたことを 書き込む。



先生 児童の写し取る様子を 実況しながら、机間指導する。

   6面、写し取れた児童に、気付いたことを 書き込むよう
   声をかける。
児童「ぼくの、みんなと違うなぁ・・・6面全部、正方形だ。」
先生「ホントだ! 〇さんの箱の面は、全部、正方形だね。
   それを、この紙に書こう。」
児童 写し取った紙に、書き込み始める。

先生 多くの児童が、写し取りと書き込みが終わったのを確認して
  「◇さん、箱をみんなに見せてください。
   その後、写し取った紙を、みんなに見せて、
   気づいたことを 言ってね。」
児童 箱を見せる、紙を見せる、気付いたことを言う。
  (授業の時間内で、できるだけ多くの児童が発言できるようにする。)

*まとめるのは、次回の授業の最初に。

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2年 算数 分数④

2022-04-09 16:11:03 | 日記
先生「この中に、もとの大きさの三分の一は、ありますか。」



児童 三分の一を表している図を選び、理由を言う。



先生 この定義に沿って、「三分の一」を選ぶことができるようにする。

先生「二人の数を 比べます。
   けいすけさんのシールの数は、
   あすかさんのシールの数の何倍ですか。」



   *黒字の「すくない」「おおい」は1年生の時に、使っていた言葉。

  「二人の数を 比べます。
   あすかさんのシールの数は、
   けいすけさんのシールの数の何分の一ですか。」

   二つの数を 比べるときに使う「ばい」「何分の一」の言葉を使う。

   教科書の「ばいと分数」の問題を ノートで解く。



   さらに、プリント2枚を解き、「ばいと分数」の考え方を習得する。




(インターネットに上がっている無料プリントから)

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2年 算数 分数③

2022-04-07 14:04:30 | 日記
先生 前時、学習した「同じ大きさに4つに分けた」長方形を
   黒板に貼る。



  「この、空いているところに入る数を 入れて読もう。」



児童 空いているところに、『4』を入れて読み、分数を空で書く。
   代表の児童が、黒板に、書き順を守って、書き入れる。



先生「つに分けたから、分の一
   なんだね。

   では、この中で、ピンクで囲ったところが、もとの大きさの
   四分の一なのは、どれですか。」



児童「え~」「1つかな?」「2つ?」
   考える。
先生「先生が、形を指さしていきます。四分の一だと思ったら、
   手をあげてください。」
児童 四分の一だと思う形に、手を挙げる。

先生「全員が、四分の一だと手を挙げたのは、これだね。


 
   では、四分の一ではないと思った理由を 教えてください。
   この形から!」
児童『同じ大きさに』4つに分けていないことに気づき、発言する。
先生 もう一度、最初の「四分の一」の定義に戻り、大事な言葉を確認する。

   1   1
   ―   ―
   2   4 のような数を 『分数』ということを知らせる。

児童 プリントで、もとの大きさの「二分の一」や「四分の一」に
   色をぬる。

   
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