学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

学校教育今昔 その9:教育は誰のため?編

2005-10-10 | 学校教育今昔
学校教育は,誰のため?

昔 もちろん生徒のためである。
  力のある者はある者なりに,力のない者はないものなりに,
  その力を最大限に生かして,将来の生活を切り開いていけるようにすること,
  そして,教育によって各人の人格を陶冶することが何より大事である。
  とにかく生徒のために決まっているではないか。

今 建前上は,生徒のためであるが,その実態は,学校のためである。
  この学校なら,個々の生徒の夢を大切にし,
  だれでもその夢を実現できますよという宣伝が何より大事である。
  でも実際は,学力テストで学校の成績が他の学校よりあがることや,
  進学率を向上させることが何より大事である。
  それが無理なら,スポーツに力を入れて全国大会を狙う。
  とにかく,学校のイメージアップが大事。
  だって,どんどん競争はあおられるし,
  少子化で学校がつぶれちゃうと困るんだもん。


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