学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

「国語」でよいか?

2005-12-08 | 教育
読み書きを教える教科といえば,
「国語」ということになるだろう。

「国語」の内容は,
話すこと・聞くこと,
書くこと,
読むこと
及び
言語事項
という広範囲に及ぶ。

よく考えてみると,
言語事項はともかくも,
その他の内容は,
現代的な視座から考えれば,
広義のリテラシーも含まれているのである。

つまり,「国語」という言葉のイメージに
内包される範囲を超えているのである。

話すこと・聞くこと,
書くこと,
読むこと は,
もはや,「国語」の問題というよりも,
教科の枠組みを超えた
言語技術一般と捉えるべきであり,
さらには,言語を通しての思考技能一般と捉えるべきである。

そういう観点から,
「国語」という教科は,
言語事項及び文学(高学年)に限定し,
「言語技術」的な教科を別にたてて
教科の枠を超えた題材を,
言語技術や思考技能的な面から扱うようにするなどの
教科再編が必要なときにきているのではないだろうか。

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