Asato-log

 沖縄で生まれて大阪を経て、現在NYで子育てと踊りの毎日です。最近弁当も始めました。

お猿の演奏。

2011年10月14日 | 踊りの話。
結婚式で、一人子供だった息子はみんなにもみくちゃにされて散々な思いをしたようだ。


 でもダンスタイムでは、ママと普段の練習の成果を発揮!!その後、ミュージシャンたちに誘われてドラムを演奏させてもらってた。

 最近、自分で即席ドラムセットを作るくらい歌と音楽が好きな息子はノリノリでしたが、カメラが壊れている為ビデオ内蔵のカメラ機能で撮影した結果、お猿さんみたいだった。





 息子の最近の演奏風景のせます・・・・どうぞ☆☆☆

さとしくんのサックス。

2011年10月14日 | 踊りの話。
 私がNYで初めて作った舞台「La mer」。

 その時、いろんな人に出てもらいました。今では消息を知ってるのは歌ってたみほちゃん今だに忘れられないあの声。だけだったのですが・・・


 こないだ、友人の結婚パーティで進行と演奏をしてた


 5,6年ぶりでお互いに記憶の引き出しをダダダダ~っと探り、同じタイミングでうわぁぁとなりハグ○×○×。


 彼の演奏を聴いてというよりも、錆びついたサックスを見てあの時の事を思いだしてちょっと感傷的になった




 さとし君は私が誘ったことで、NYでサックスを始めることができたんだよという風に友達に紹介してくれていて、そんなことを知らなかった私はびっくりしたけどとてもうれしかった。

 あれから5年、サックスは相変わらず古びてたけど彼の音は昔と違ってとても深いいい音になっていたな。

初日チケット~~!!

2011年10月12日 | 踊りの話。


 こないだ沖縄に帰った時に、実はあの安藤洋子さんとお会いする機会がありました。安藤さんといえば、フォーサイスカンパニーで踊るあの安藤洋子さんです。

 夏に沖縄市で行われるアートフェスタでWSを行う予定で、その前に沖縄の人達と話をしたいという感じだったかな?・・・・もう忘れてる・・・・え~っと、簡単に言うと懇親会でした。

 NYで何度も彼女の踊る舞台を見ていて、とても憧れていた私は結構緊張しながら会場に向かいましたが、到着するとアットホームな感じの会で、琉舞の方々8人程とコンテ・モダンの洋舞の人間10人程の人間相手に安藤さんがこれまでどんな感じで踊ってきたのかという話をしてくれました。

 その時の事はブログにアップしていると思い込み、過去の記事を探したんだけど・・・・


 してなかった。そんな自分にびっくりだよ

 なので、その時の事は追々機会があれば記そうかと思います。


 そんな事よりも、その安藤さんの所属するウィリアムフォーサイスカンパニーがNYにやってくるのです。しかも今回は安藤さんが広告写真になってる!!上の写真はBAMから借りました(勝手にすみません。)

 ちなみにビデオを見たい方はこちらをどうぞ☆☆☆

 奮発してオーケストラ席とった!!


 そして、勇気を出して沖縄で出会ったときにいただいたメルアドにメールをしてみようかと思う・・・。

怒涛の一週間。

2011年09月25日 | 踊りの話。


 本番当日も地下鉄がめちゃめちゃでシアターに辿り着くのに一悶着どころか二悶着くらいあったんだけど、話すのも嫌なのでもういいです。簡単に言えば、りんくう駅を出発した関空快速が阪和線を通らず南海本線を走ってる状態だった

 上の写真の通り、この週末ダンボ地区は大々的にお祭りでした。メインのJAYストリートは今までこの地区では見たことないくらい人が溢れていて、いたるところでアートイベント。おもしろそうだったけど、遅刻しそうだったのでダッシュで駆け抜けた

 ショウは6時から、シアター入りしてスタッフに楽屋は?と聞くと地下へのはしご階段の前に案内された。

 えっ!!ここを衣装着て上り下りするの?


 地下へ降りると、たくさんのダンサー達がそれぞれ衣装着たりストレッチしたり。私も早速ストレッチ開始。そして衣装着て本番。

 この作品を踊るのは2度目なのもあって、踊り自体には問題なく無事に終了。それにしても客近かった!!踊ってて観客の鼻息が聞こえるくらい前列は特に近かったな

 無事踊り終えて、地下へ戻り着替えて省全体が終わるのを待ってると、皆さん次々と自分の出番を終えて私服に着替え始める。

 と、そこででっかい兄ちゃんが下半身裸でウロウロ。なんでもいいから脱いだらさっさと服を着てからウロウロしてください・・・・・。

 そりゃぁみんな普通に着替えます。私だってそうだけど、特に見たいものではないのでできれば脱いだらすぐ着て欲しい・・・・。

 
 そんなこんなで無事踊り終えた昨日、次の舞台は11月だ!頑張るぞ~。

結果オーライではあったけど・・・

2011年09月22日 | 踊りの話。
 うーーーーーーーーーーん。なんだろ?ついてないというか歯車が噛み合ってないというか・・・・・・。



 今日は、本番前最後のリハだったんだけど、先週の騒動があった為に、急遽ベビーシッターを紹介してもらい待ち合わせの場所へ

 電話で話すととてもいい感じで、「私の家で預かりますので、そちらまで迎えに行きますよ!」との事


 信頼ある人の紹介だけど、初顔合わせで4時間も預かってもらうのはとても心配だし息子の心の負担を考えると一度その子の家に一緒に行ってから行くべきだと思い、彼女の家の近くで待ち合わせ。

ところが20分待ってもこなかった・・・・・


 仕方なく、振付家の方に電話して息子を連れて行くことに。うちの家からリハのスタジオまで30分なのにそこからは一時間もかかって遅刻した上に、すでにヘトヘトな私

 リハ自体は無事に終わりました。息子も2度目の場所だったので落ち着いてて、通す(踊る)度におぉぉぉ!!と歓声を上げ拍手。今回はダンサーさんたちのソロパートがそれぞれあるんだけど、そこも全て拍手・・・・私の時だけ「違う違う!!」と言ってたのには笑った。


 リハ終わりに携帯見ると着信があったので、ベビーシッター予定だった子にかけた。すると、半ギレで「私、ずっと待ってたんですけど!!」的な感じだった。

 どう考えてもあの時、あの周辺に日本人らしき子はいなかった。もしかすると、私のように日本人に見えないタイプかも。それなら私に電話すればいいのでは?彼女が私に電話してきたのは待ち合わせから1時間もたった後だった・・・・・。


 う=======ん。結果オーライなのでいいです。ベビーシッター代が浮いたと思えば。

 あとは明後日土曜の本番を楽しむのみ。

心がおれた日。

2011年09月21日 | 踊りの話。
 

 あぁぁぁぁ、こんなにも走ったのは何年振りだろう・・・・

 よく考えたら跳ぶけどまわるけど、走るってありそうでないもんな。


 テックリハでした。グーグルマップでしっかりと行先確認

 乗り換えがめんどくさいだろうなぁぁと思っていたら、あれ?うちから乗り換えなしで行ける!!やった!でも念のために早めに家を出ました

 そして目的地に到着?ん~~~~~なんか景色が違う。そしてシアターがないなんでだ?ダンボに行く予定の私はなぜトライベッカにいるのか

 そしてその時やっと気づいたここはマンハッタンだぁぁ。私はなぜマンハッタンにいる??ダンボはブルックリンなのにっ!

 ググった時に、無意識に住所にNYと打ち込んでしまいブルックリンのジェイストリートに行きたかった私はマンハッタンのジェイストリートについてしまっていたのです

 その時すでに集合時間まであと10分。しかも、生き方わからん上に携帯も家に忘れてしまってて・・・・どうしよう・・・・・その時ふと閃いた。数日前に友人に招待メールを送った時に最寄駅を調べて送ったよな・・・・あの駅の名前なんだっけ??


 久しぶりに記憶の引き出し開けまくって、数日前のメールを送っているときの自分に戻って・・・・思い出した!!

 集合時間には間に合わないけど、テック開始まではあと30分ある。なんとか間に合うはず


 それからひたすら走り、電車を乗り換えシアターに飛び込むとまさにオンタイムでした。


 間に合ってほんと良かった。けど、テック終わったら完璧に心が折れ、夕方から踊りに行く予定を取りやめて家に帰りました。。。。。


 帰宅して事の顛末を夫に話し、携帯探したいから鳴らして!と頼んで鳴らしてもらったところ・・・・・・カバンの中から音がしました。

 ちゃんちゃん。


 

今週末踊ります。

2011年09月20日 | 踊りの話。
 

 今週木曜からスタートする、「Dumbo Dance Festival」にて踊ります。

 この木曜から日曜まで、たくさんのカンパニーや振付家が作品を発表します。私も過去に自分の作品をビデオ審査に出してもらったことがあるのですが、撃沈・・・・。

 今回はダンサーとしての参加ですが、近々振り付け作品で再挑戦したいな。

 昨日、友人宅の猫で久々にアレルギー反応が出て、しかも帰りに息子に駄々をこねられ30分かけて説得して電車に乗ると、乗換駅でなんだかトラブル。帰宅ラッシュの人ごみの中息子を抱いて一時間も電車を待っていた為、微妙に風邪気味。。。。

 


 私の出番は土曜日の6時よりJohn Ryan Theaterにて。明日はテクリハ頑張ってきま~す。

一人じゃないんだなぁと感じた今日。

2011年09月17日 | 踊りの話。


 数日前、ブログで結構愚痴りました。子連れで踊ること・・・。そしてこの二日、一緒に踊っているダンサーさんや振付家の方が心配し、何人かベビーシッターを紹介してくれました。


 トンネルの出口がググッと見えた気分です。



 皆さん、自分の事でも忙しいのにそういう風に気持ちを回してくれるなんてなんだかとても泣けます(心の中で。)

 私は普段、あまり人に頼ろうとすることができません。本当ならもっとあけっぴろげに私は小さい子供がいるのだという事を示せばいいのだけど基本的には同じ土俵にいたいのです。なので弱みを見せたくない、ええかっこしいなのです。

 こんな私にも助けてくれる人がいるという事が本当にうれしかった。来週のパフォーマンス頑張るぞ~って思った。

踊るママの葛藤。

2011年09月15日 | 踊りの話。
息子に申し訳ないというのと、行き場のない怒りを抱える日となってしまった・・・。


 なんだか気持ちの整理のつかない日だった。

 今日のリハは4時間、ベビーシッターが見つからずに息子をリハへ連れて行くことに。

 出かける前に「ママちゃんこれからとダンスダンスに行くけど、今日はママちゃんはお仕事だからちゃんとダンス見れる?」と言い聞かせていたので息子はとても頑張った。しっかりと椅子に座り、大した邪魔もせず息子は息子なりに最大に気を張って頑張った。


 そして、リハが終わり着替えるころには今までの緊張と疲れで訳が分からなくなり泣き叫び始めた。

 こうなると普段聞き分けの言い分、何を言っても聞かない息子。それでももう後は着替えて片付けだけだからと思い、帰る準備をしているとスタジオのオーナーが現れた。


「まわりの人達(他のテナント)に迷惑だからさっさと外に出てほしい」

私は内心「はぁ?」と思った。

 だって廊下の方が声が響くしもっと迷惑なのではないか?しかも泣き始めて数分、ダンススタジオって音楽をかけてもともとうるさいはずなのになぜたったこれだけでここまで?


 息子のここ数時間の態度を考えると本当に頑張ったと思う。息子は悪くない。


 でも、とりあえずその人に謝った。


 そして廊下に出た。すると私の予想通りに泣き声が響き渡った。すると、オーナーは凄い迷惑そうな顔で早くビルの外に出てと言う。

 私と息子は災害で避難するかのように、カバンの中身は飛び出てサンダルも履けずの状態でビル外へと追い出された(駅で履きなおしたし)・・・・。 

 

 帰宅して、いろいろとそのスタジオの話を聞いた。もともと一般の人も住んでいるこのスタジオのビルなので騒音苦情がかなりあるらしい。それでオーナーの彼女は神経質になっているらしいのだけど・・・・。

 ダンスのスタジオを持つという事はこういう事は想定済みなのでは?そして、もしも苦情を言われてもそこで借りている側にあからさまに出ろというのはおかしい。ならば借りるときに注意事項として書いておくべきだと思う。こんな苦情に対して、自分たちの事ばっかり気にしているようなその態度にとても不快感を持った。


 何よりも、ここで迷惑がられた息子に本当に申し訳ないと思った。

 ごめんね。




 

 

残念だったこと。

2011年09月07日 | 踊りの話。
 今週からアランさんが帰ってきた2か月ぶりのクラスは40人という大人数に加え、ミュージシャンもいなくてとてもとてもしんどいクラスだったと思う(私じゃなくアランさんがです)。


 この二か月、メンテナンスの為にバレエを中心に踊りに行っていたのだけど・・・ちょっと残念なことがあった。


 私がバレエに求めるのは、「正しい事」「はっきりとしている事」でここ何年もちょこちょこ顔を出しているそのクラスはロシア系の正統派バレエで、かつ無理なターンアウトを強要しないというところがとても好きで受けているクラスでした

ところが、先日久々に受けると・・・・バーは普段通り。自分の身体と向き合えるとてもいいクラスだった。そして・・・・センターしょっぱなのアダージオでとなった。

 なんかコンテ?的な創作的な振り付け・・・・・

 バレエのクラスって同じことの繰り返しですが、それが大事なんだと思います。ただ、なかなかいい先生がいないのはきっと退屈なんでしょうね。気持ちはわかります。でも、受けている人間にはその同じことの繰り返しがとても大事だという事をもっと理解してほしいと切実に思いました。