高田博厚の思想と芸術

芸術家の示してくれる哲学について書きます。

参照 覇権のための覇権

2022-12-16 17:50:08 | 参照
情報記録
 
〇 米国は、露民間人へのウクライナのテロ行為に対する責任を免れることはできない=ザハロワ露外務省報道官
2022年12月15日, 19:02
 
© Press service of The Ministry of Foreign Affairs of the Russian Federation
 
ロシア外務省のザハロワ報道官は15日、ウクライナによるロシア領に対する攻撃への米軍の関与についてコメントし、米当局はウクライナ当局のテロ行為に対する責任を免れることはできないと述べた。
またザハロワ氏は、ウクライナ軍が13日にロシア西部ブリャンスク州を再び攻撃したことに言及した。
「キエフ政権のこのような行動は、砲システム及びミサイルシステムの誘導に直接関与し、ウクライナ軍に情報当局の衛星情報を提供している米国の了承を得て実行されている。(中略)事実上の紛争当事者となったワシントンは、キエフ政権がロシアの民間人に対して始めたテロ行為への関与を否定することはできず、米国が標的を設定した米国の兵器が原因による死や破壊に対する責任を免れることはできない」
 
ザハロワ氏はまた、13日にメディアが米国はウクライナに対空防衛ミサイル「パトリオット」を供与する計画だと報じたことについて、これは紛争がエスカレーションする危険をはらんでいるほか、戦闘行為に米軍が直接加わるリスクも高めると強調した。

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〇 CIA元長官、米国がウクライナ紛争に介入する理由を語る

2022年12月15日, 15:59
米中央情報局(CIA)のデビッド・・ペトレイアス元長官は、米ワシントンで開催された米国国防権限法(NDAA)について議論するフォーラム「アスペン・セキュリティ(Aspen Security)」の場でFoxニュースのインタビューに応じ、ウクライナ紛争に米国が関与する目的について、その「世界の主要な超大国」としての地位をゆるぎないものにすることだと語った。
ペトレイアス氏は、現在、米政府にとってウクライナが優先事項の1つだと確信を示した。
「ウクライナ支援は、特に米軍のアフガニスタン撤退後に米国は今も、そしてこれからも世界で支配的地位に立つことができ、米国にはそれを行う意思があることを示すために極めて重要だ」
 
ペトレイアス氏は、米国はすでにウクライナに「信じられない額」の支援を提供しており、過去1年間で190億ドル(約2兆5760億円)超相当の兵器供与及び130億ドル(約1兆7625億円)の経済支援を行ってたと述べた。
またペトレイアス氏は、米国の優先事項について、ウクライナ支援以外には、中国に対抗することなどを目的とした米軍の「基盤力」の強化を挙げた。同氏によると、これは軍人とその家族に関する「包括的なケア」を意味している。
 
 
ロシアのプーチン大統領は今月、上海条約機構およびCIS加盟国の国防トップ会合に向けた動画メッセージの中で、西側はドンバスでテロを奨励し続け、ウクライナ国民を肉弾のように、対ロシアの破城槌(はじょうつい)のように使っていると述べた。またプーチン大統領は、現在のウクライナにおける一連の出来事は、いかなる犠牲を払ってでも世界支配を維持したいという米国の願望の悲惨な結果であると指摘した。
 
 
 


〇 ナチスの英雄化に反対するロシアの決議案が国連総会で可決、日独伊は反対

2022年12月16日, 13:30
© Sputnik / Roman Makhmutov
 
国連総会ではナチスの英雄化に反対するロシアの決議案が賛成多数で可決された。一方、日独伊、及び西側の国々は反対、または棄権した。
決議案は「ナチスの英雄化、さらにはネオナチ、民族差別、人種差別、排他主義、およびこれらに関連した非寛容的態度の悪化を促す全ての現代的形態に対する戦い」 と題され、賛成120、反対50、棄権10で可決した。決議案では、第二次世界大戦期に行われた人道に対する犯罪、及び戦争犯罪を否定し、先の大戦の結果の改ざんを阻止することを目的とし、人権に関する国際的義務に準ずる形で法律や教育の分野で各国に具体的な措置を講じることを要求するもの。
 
 
反対した50カ国にはドイツ、イタリア、オーストリア、カナダ、チェコ、エストニア、フランス、ハンガリー、日本、ラトビア、ポーランド、スペイン、ウクライナ、英国、米国が含まれる。
アフガニスタン、エクアドル、ミャンマー、パラオ、パナマ、パプアニューギニア、韓国、サモア、スイス、トルコは棄権した。
反対した国々は、ロシアがこの決議を利用してウクライナにおける特別軍事作戦を正当化しようとしていると指摘した。これに対し、ロシアのゲンナジー・クズミン国連副大使は国連総会で次のように発言した。
「決議に反対した国々、とりわけドイツ、日本、イタリアはナチスドイツ、イタリアのファシズム、日本の軍国主義による犠牲者の記憶に対し露骨な冒涜を展開した……反対を投じれば、ロシアがウクライナで展開する特別軍事作戦を非難できるとでもお思いか」
 
この決議案は例年、賛成多数で可決されている。国連副大使によると、旧枢軸国がこの決議案に反対するのは国連誕生以来、初めてだという。

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