イマココLIFE

キャリア18年の研修講師。少し心が軽くなるセルフケアやマインドフルネスの事、研修講師のお仕事を綴ります♪

金の卵とは?

2024年02月19日 | マインドフルネス


こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)、マインドフルコミュニケーションアドバイザー、ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーション、研修講師の日常についてブログに綴っています。
ホームページへのリンクや、講座の紹介が含まれる事があります


イソップ童話「金の卵を産むがちょう」を覚えていますか?
(がちょうではなく、ニワトリの場合もあるようですね)

将来が大いに期待される若者を「金の卵」と評することが多いけれど、そもそもあの童話ってどんなお話だったでしょう?



『あるところに貧しい農夫がいました。
農夫はがちょうを1羽拾います。
それは、なんと金の卵を産むがちょうでした。

がちょうは毎朝一つ金の卵を産みます。
農夫はその卵を売り、少しづつ豊かになっていきました。

農夫はもっと一気に金持ちになりたい!と思うようになります。
がちょうのお腹の中にはゴロゴロ金が入っているはずだ!と思った農夫は、嫌がるがちょうのお腹を切り裂いてしまいます。

がちょうのお腹には何も入っていません。

農夫はもう二度と金の卵を手にすることができなくなってしまいました。』


既に手にしている幸せを大切にしなさい、という教訓でしょうか。

MBSR(マインドフルネスストレス低減法)のクラスの中でも、3週目くらいから
『自分はいろいろなものを手にしている』
『みんなに支えられていると気づいた』
などの言葉が、ご受講生から出てきます。


もっと美味しいものを
もっときれいなものを
もっと便利に
もっと簡単に
もっと早く
もっと、もっと!

いつも渇望していて満たされない感じ。



かつて
1位じゃないと駄目なんですか!
2位じゃ駄目ですか!?

との言葉が一斉を風靡した?ことがありましたね。

もっと良くしたい!
という、私達の欲求が発展につながり、この快適な生活を送れる原動力になっています。

それを否定する事はできません。
本能ですし、必要なことですものね。

ただ、同時に
今の自分が持っている幸せは?
その幸せを支えてくれている人、環境は?
という事にもしっかり目を向けられると良いな、と思います。
私も時々忘れてしまってイライラしてしまう事がありますから。


ところで、
将来有望な金の卵も産みっぱなしでは育つことはできません。

胸元に引き寄せて
大切に大切に温めてあげて
初めて卵は孵ることができるのです。

上手に温めてあげたいですね。
そして、卵たちにも「温めてもらっている」と気づいてほしいものです。


以下はホームページのご案内です。
マインドフルネスやコミュニケーション、人材育成についてお役に立てるかもしれません。

マインドフルネス 研修 MBSR ストレス解消 講師 内田尚 WellnessLab Magnolia ウエルネスラボマグノリア

マインドフルネスを通じてストレスを低減。集中力を高めるコースやプログラム、研修をご提供します。国際基準のマインドフルネスストレス低減法(MBSR)の講師認定を持つ講師...

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今日もお読みいただきありがとうございます。








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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鮎を)
2024-02-19 08:07:21
おはようございます(^o^)

ありがとうございます。
返信する
Unknown (magnolia-wl)
2024-02-19 08:09:57
鮎を様

おはようございます。
息子様の笑顔を拝見して、胸が温かくなりました。
素晴らしい金の卵。長く優しく温めてあげていらっしゃるのですね。

マグノリア
返信する
Unknown (umarin)
2024-02-23 04:43:43
「金の卵」は、こんな話でしたね。最近の若手育成はまさに優しく温めて育てるやりかたです。10年くらい前に担当してました。卵を温めるのはわかりますが、指導する側の事務量を全く考慮されないのには参りました。人材育成は指導する側の余裕も必要ですね。
時には厳しい指導も必要ですが、パワハラと言われても困りますし…難しいですね。
次回も楽しみにしてます。
返信する
Unknown (magnolia-wl)
2024-02-24 07:53:38
umarinさま

おはようございます。
『卵を温めるのはわかりますが、指導する側の事務量を全く考慮されないのには参りました。人材育成は指導する側の余裕も必要ですね。』
この問題は年々顕著に感じられます。
若手(3年目くらいまで)への研修時には、この辺りを少し意識してお話します。
”指導担当は、通常業務に加えて指導育成という業務が増える。その人の業務負担が1.8倍になるか、1.3倍で済むかは指導される側の成長度に大きく左右される”といったことを。

いつの時代も育てることは大仕事ですね💦

マグノリア
返信する

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