こんばんは。
お誕生日のあとは、老後について。
私達夫婦は、それぞれ今の住まいから離れたところに実家があります。
旦那さんは、若いうちから(結婚する前から?)地元に戻ることを夢見ておりました。
家族が増え、こちらに家を購入しても少しもブレることなく、というよりもますます地元への思いを募らせております。
私はというと、それと反比例するかのように冷えてきております。
なぜか?
新婚当初は別になんとも思わなかったのになぜ?
第一に、旦那さんが私達家族へ気持ちを向けていないことに気がついたから。常に地元にむいていたから。なにかあると地元と比べて、向こうの甥っ子たちを可愛がり、娘には超がつくほど厳しく。本人そのつもりがあったのか、なかったのかはわからないけど、思春期の一番難しい時期に娘たちの手を離してしまったから。何度か間に入ってはみたものの、娘たちも旦那さんも中身はそっくりで、磁石のN極S極のように今まできてしまった。うちは家庭でも家族でもないんだなぁと気がついたときの情けなさ。夫婦と同居二人と息子。そんな日々だったことを思うとついていくことへの不安。今さら言ったところで始まらないけれど。もし、世間一般な父親だったなら。一家団欒が出来たいわゆる家庭だったなら。私はこんなに悩まなかっただろうなぁと思います。だってみんなで話し合えるから。
不安なことも楽しみなことも。
第2は、もうこの年になってから新しい土地へ行き、1から始めなければいけないという不安。
何にもない田舎。近くには、スーパー一軒。車があれば少しは遠くに行けるかもだけど、もう7年ほど運転していない私はペーパードライバー。どこに住むかは知らないけれど、実家のそばなら親世代ばかりの上、空き家もチラホラ。転勤しても引っ越しても子供がいたからなんとかなった。仕事も始めたから同年代の人たちとも知り合いになれてランチとかお出かけとかできた。でも60過ぎてどーなんだろ?旦那さんは晴耕雨読を希望している。私は無理だ。家で過ごすことも好きだけど、話す相手もいなくてほんとにボケてしまいそうて怖い…。
この不安を取り除いてくれるならついていくかも。そんなことできるのかは分かりませんが。
第3に。私の好きなようにすればいいと優しさを出して言ってはいるけれど丸投げではないのかと思うから。
もしついていかなかった場合のことは考えてくれてるのかなぁと思います。
私も実家に帰りたいなぁ。
卒婚という言葉があるらしい。
あと3年のうちに色々話し合わねばと思ってはいるものの、茶化さずにきちんと聞いてくれるかそこが一番不安。