音楽媒体の聴き比べ。
前々回の記事で「パプリック・イメージ・リミテット」のSACD発売に触れた。
そのSACDが届いたので、早速聴いてみた。
せっかくなので、日ごろはあまりしない「音楽メディア」による聴き比べをしてみた。
具体的な機器の品番等は省略させていただく。
まずは今回購入した「パプリック・イメージ・リミテット」のSACD、タイトルは「セカンド・エディション」を聴く。
機器構成は、i-LINK端子付きのユニバーサルプレイヤーからi-LINK付きのシャープの1ビットデジタルアンプへベルギンのi-LINKケーブルで接続する。
この接続方法が最もSACDの再生には適していると、私は思っている。
一曲目の「アルバトロス」が流れ出す。この曲はジャー・ウルブのベースがうねり、キース・レヴィンのギターの高音が伸びる、音楽メディア、リマスタリングを評価するのにはうってつけの曲だ。
だいたい想像していたとおりの音が聴けた。
ダイナミックレンジは広く、見通しの良い音質。音の粒立ちも細かくてよい。
ただ、想像を超えた音を出してくれなかったのは残念の至りである。
次にネットワークオーディオで、昨今流行の「ハイレゾ」音源を聴いてみた。
機器構成は、LINNのネットワークオーディオプレイヤーからアンバランス出力で、前述のシャープの1ビットデジタルアンプにアナログ接続をする。
音楽ソースは、これもジミーベーイジが拘ってリマスタリングした「レッド・ツェッペリンⅣ」である。
サンプリングレートは96kHz、粒子は24ビットである。
一曲目の「ブラックドック」を聴いてみた。
これもSACDに勝るとも劣らないダイナミックレンジの広さである、音質の良さも申し分ない。
SACDに比べると音の粒立ちが若干弱いか、しかし聴くには十分のものである。
次に上記と同じ機器構成でアストラッド・ジルベルトのベストを聴いてみた。
サンプリングレート192kHz、粒子は24ビットである。
やはりダイナミックレンジの広さは素晴らしい、SACDにも劣らない、音の見通しも良く、良質な音源である。
ただ、SACDとハイレゾの違いは、ドラムの音に見られた。SACDの方が特徴があり、よりなまなましくスネアの音等を再生してくれる。
私はこのような特徴が好きなので、好きなアーティストのSACDが発売されると、つい買ってしまう。
さて、最後にアナログ盤を聴いてみた。
最初にSACDで聴いた「パプリック・イメージ・リミッテット」の「セカンドエディション」である。
しかし私の用意したのは正式には「セカンドエディション」ではなく、1982年だったと思うが、それに先立ち発売された、12インチ、45回転、3枚組みの、通称「メタルボックス」と呼ばれているものだ。
機器構成は、デンオンのDD方式のプレイヤーからアンバランスでレイヴェンのフォノイコライザーへ接続し、アンバランスで前述のシャープの1ビットアンプに接続した。
そしてSACDと同様、一曲目の「アルバトロス」を聴いた。
瞬間、今まで聴いた感覚が全て崩壊した。
全く恐ろしくなる程の音である。
ベースのうねりは部屋全体を包み、私のからだをグラグラ揺らし、ギターの高音も際限なく伸びきる。
全てが、良質のアナログ音源の前では頭をたらさなければいけないのだ。
アナログ音源の無限性を思い知らされた聴き比べとなってしまった。
今回はアンプについて、同じものを使用しているので、再生機器や音源の良し悪しで、聴いた印象は変わる。
しかし、アナログ音源については、それを超えた可能性がある。
昨今アナログ盤のリイシューが続いている。音楽業界もCD発明後30年以上経過して、やっとアナログ盤の可能性に気がついたらしい。
前々回の記事で「パプリック・イメージ・リミテット」のSACD発売に触れた。
そのSACDが届いたので、早速聴いてみた。
せっかくなので、日ごろはあまりしない「音楽メディア」による聴き比べをしてみた。
具体的な機器の品番等は省略させていただく。
まずは今回購入した「パプリック・イメージ・リミテット」のSACD、タイトルは「セカンド・エディション」を聴く。
機器構成は、i-LINK端子付きのユニバーサルプレイヤーからi-LINK付きのシャープの1ビットデジタルアンプへベルギンのi-LINKケーブルで接続する。
この接続方法が最もSACDの再生には適していると、私は思っている。
一曲目の「アルバトロス」が流れ出す。この曲はジャー・ウルブのベースがうねり、キース・レヴィンのギターの高音が伸びる、音楽メディア、リマスタリングを評価するのにはうってつけの曲だ。
だいたい想像していたとおりの音が聴けた。
ダイナミックレンジは広く、見通しの良い音質。音の粒立ちも細かくてよい。
ただ、想像を超えた音を出してくれなかったのは残念の至りである。
次にネットワークオーディオで、昨今流行の「ハイレゾ」音源を聴いてみた。
機器構成は、LINNのネットワークオーディオプレイヤーからアンバランス出力で、前述のシャープの1ビットデジタルアンプにアナログ接続をする。
音楽ソースは、これもジミーベーイジが拘ってリマスタリングした「レッド・ツェッペリンⅣ」である。
サンプリングレートは96kHz、粒子は24ビットである。
一曲目の「ブラックドック」を聴いてみた。
これもSACDに勝るとも劣らないダイナミックレンジの広さである、音質の良さも申し分ない。
SACDに比べると音の粒立ちが若干弱いか、しかし聴くには十分のものである。
次に上記と同じ機器構成でアストラッド・ジルベルトのベストを聴いてみた。
サンプリングレート192kHz、粒子は24ビットである。
やはりダイナミックレンジの広さは素晴らしい、SACDにも劣らない、音の見通しも良く、良質な音源である。
ただ、SACDとハイレゾの違いは、ドラムの音に見られた。SACDの方が特徴があり、よりなまなましくスネアの音等を再生してくれる。
私はこのような特徴が好きなので、好きなアーティストのSACDが発売されると、つい買ってしまう。
さて、最後にアナログ盤を聴いてみた。
最初にSACDで聴いた「パプリック・イメージ・リミッテット」の「セカンドエディション」である。
しかし私の用意したのは正式には「セカンドエディション」ではなく、1982年だったと思うが、それに先立ち発売された、12インチ、45回転、3枚組みの、通称「メタルボックス」と呼ばれているものだ。
機器構成は、デンオンのDD方式のプレイヤーからアンバランスでレイヴェンのフォノイコライザーへ接続し、アンバランスで前述のシャープの1ビットアンプに接続した。
そしてSACDと同様、一曲目の「アルバトロス」を聴いた。
瞬間、今まで聴いた感覚が全て崩壊した。
全く恐ろしくなる程の音である。
ベースのうねりは部屋全体を包み、私のからだをグラグラ揺らし、ギターの高音も際限なく伸びきる。
全てが、良質のアナログ音源の前では頭をたらさなければいけないのだ。
アナログ音源の無限性を思い知らされた聴き比べとなってしまった。
今回はアンプについて、同じものを使用しているので、再生機器や音源の良し悪しで、聴いた印象は変わる。
しかし、アナログ音源については、それを超えた可能性がある。
昨今アナログ盤のリイシューが続いている。音楽業界もCD発明後30年以上経過して、やっとアナログ盤の可能性に気がついたらしい。
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