ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその283-ラジオ

2017年12月04日 | 日記
中波とFM。

遠い昔。私がまだ少年時だいたっだ頃、私はテレビよりラジオに勤しんだ。
夜になると、他県の放送が、電波特性によって、我が家でも楽しめた。
遠くは、北海道、九州からの電波がよく入感していた。
もちろんこれは中波(AM)放送の話。FM放送は電波の特性上、遠距離の放送が届くことは無い。
みなさまの中にも、昔、ラジオをよくお聞きになっていた方もいらっしゃるだろう。
当時は歌謡曲が全盛で、よく「歌謡曲ベストテン」などの番組を聞いていた。
ところで、中波とFMみなさまはどちらの音質が良いとお考えだろうか。
圧倒的に「FM」を推す方がおおいと思われる。
私も最初はそうだった。しかしある日、中波の音の良さに気づいた。
あの低音、注音が豊で、どくとくの音質を持った中波の音に魅入られた。
オールディズなどは、FMより中波で聴いたほうが、よりノスタルジックを覚える。
それ以外も(最近は例外が多いが)中波の方が、より「番組」を制作していると思う。
最近のFMはただ曲を垂れ流し、曲の前後に全く持って下らないDJのトークをはさむ。
番組と言えるものが殆ど無い。
昔はFMも、しっかりした「企画」を持った「番組」が沢山あり、楽しめたものだ。
放送は番組で成り立っている。番組は企画でなりたっている。この構成をまったく持たなくなってしまったのが、今のFM局である。
それもあいまって、私は何年もFMを聞いていない。
今現在、ラジオを聞くことがあまりないが、私はFMより「番組」を持った、あの優しい音のする中波放送が好きである。

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