お盆までにはもたないでしょうね
と医師から言われたと言い
実家の義姉から連絡があり急いで電車でかけつけました
兄がいる病院で少し待ってくれと言われ
かれこれ1時間ぐらい待ったでしょうか
看護師さんの誘導で病室まで行く
ゴリゴリにやせた兄がベットで横になっていた
その姿はあまりにも小さく瘦せ細っている
お盆までは持つかどうか…と医師のことばは本当かも
私は強く手を握り大きな声で
「MちゃんとHちゃんが来たよ~」と言うと
かすかにうなずいたようにみえた
涙がひとみを潤したぐらいの様子
気づいてくれたのです
一生懸命足を動かしてのは歩いているつもりなのだろうか
握った手は握り返すほどの力はないが
それでも手を上げたそうにしてる
起き上がりたかったのかな。。。と思った
いっぱいいっぱい頑張ったゴツゴツの手足はソレなりに健在だ
私はずっと撫でてやることしか出来なかった
面会15分はすぐに終わった
祈る気持ちで後にした
誰もが老いる
老いては来る様々な体の変化を
受け入れるしかないのでしょうね
帰りの車窓に映る自分の顔が
何とも疲れている
つくり笑いをしてみたり口角を上げたりして見る
やっぱり笑顔がいい
笑顔だと優しい目になる
そんな事をしながら思いながら考えたり
博多駅につけば人人ばかりで
同行した姉をゆっくり歩調で無事家に帰るまではと
気を張ったままの一日だった
私のできる範囲の健康管理など考える一日にもなった
まっ! 何とかなるサ♪~
これで行こう!