makoto's daily handmades

お手伝い 7月6回目 設営準備&擦傷防止&地方発送準備

この日は、行きがけに降雨。

兄から電話連絡もないし、仕方なく雨合羽を着用してバイクで実家へ。

結果、たいした作業がない日と判明しました。

こういう時は、ぐずついた天気が影響するのか、苛立ってしまってダメですねー。

この程度の仕事なら兄と母の2人でできるじゃあないか、と臍を曲げがちでした。

 

まずは直売所設営です。

ずっとやっているように思われますが、じつは1日1時間くらいの作業です。

私なら…開店2週間前に3日間くらいで集中して設営して、モノの場所を覚えるOJTをすればいい、と。

ま、兄と母はダラダラやっているから、都度都度置いてあるものが、あちこち散らばってしまいます。

これまで、モノの住所が決まっていないので、モノを探すのに時間がかかってしまっていました。

私にはそれがイライラの原因だったので、ラベリングでモノの住所を決めました。

だがしかし、それは私が担当する場所だけであって、それ以外がねぇ…。

素肌に付ける防虫スプレーと、直接害虫に振りかける殺虫スプレーが同じ場所で保管されているのがねぇ…。

せめて棚を変えて欲しいのですが、うまくいきませんでした。

 

いつかは母も高齢を理由に直売はもちろん農作業から引退する日が来ます。

その時、母しか分からないから、他の人ではできない、という状況を作りたくありません。

少なくとも、モノの収納場所は誰でも分かりやすく…これは私の長年の願いです。

今年だけでなく、来年以降も関わるのなら、毎年改善したいことです。

 

その後、メイン農産物の手入れです。

メイン農産物は、果実が大きくなるほど棚の番線や枝と擦れて果実に擦傷ができます。

それを予防するために、擦傷ができそうなところに段ボール箱の切れ端を挟み込んでいきます。

その段ボール箱の切れ端は、飲料水の段ボール箱が薄手で使い勝手がいいのです。

ゆえに昨秋から、私も自宅での気が向いた時に捨てる予定だった段ボール箱を切り刻んで、4センチ×10センチくらいの短冊型に切った段ボール片を切っていました。

これを大量に使って、少しでも擦傷が少ない果実が育つようにします。

 

昼休憩を挟んで、午後は1人で地方発送準備をしていました。

兄と母は、伯父と一緒に、父との面会、祖母はお出かけでした。

地方発送準備では、宅配の伝票に郵便番号を記入するのですが、注文表に郵便番号を書き忘れている方が多くて…。

それを調べる作業に終始しました。

というのも実家の農園は、昭和のままの超アナログです。

だから20年ほどのブランクがある私でも抵抗なく手伝えるのですけれどね。

注文表もいまどき、郵便とFAXですから。

個人経営の果樹園でも、SNSを駆使している方々が殆どですが、実家はぜーんぜん、どこ吹く風です。

それでも全国の皆さまからご注文をいただけるという幸運に包まれています。

その中には本物の富裕層の方もいらっしゃるンです。

お一人で何十軒も送ってくださる方が富裕層とは限らないンです。

本物の富裕層とは「来年からは半分の方にしか送らないので、それではお宅様がお困りでしょう?お友達をご紹介させていただいていいかしら?」とおっしゃって、新たなお客様をご紹介してくださるンです。

しかも、それまで送っていた軒数が同じではなく、総重量が同じかそれ以上の方をご紹介してくださる…。

それを1年前に行動を起こしてくださるありがたさ。

そしてご紹介いただいた方も、数年後に軒数を減らす際に新たなお客様をご紹介してくださる…。

富裕層と呼ばれる方々は、庶民とは心意気が違うなー、と思わされる一面です。

実家のような小規模な個人経営の直売所で、とくに広告をしなくても皆さまからご利用いただけるのは、こういった口コミのおかげです。

もう、ホントに感謝しかないンです。

ただ…近年オーバーツーリズムというか、お客様が多過ぎて苦慮することも出てきました。

まずは直売シーズンに向けてやるべき準備を整えなければ。

 

次回も楽しくお手伝いしたいです。

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