この日はちょっとは秋らしい風を感じる場面もありました。
だがしかしいまだ暑い屋外直売所です。
親戚の中には直売所を屋内にしてクーラーを付けて…とおっしゃる方もいるのですが、結果として電気代に見合う売上は難しいし、なによりも農作業小屋を期間限定で改良して簡易直売所にしているのなら農地課税ですからね。
建物を建てたらそれは宅地扱いなので税区分が跳ね上がるし、地目変更しておかないと脱税ですからね。
そういう提案する親戚に限って農園の手伝いは逃げ回るものなんですよねぇ。
現場を知らずに提案しても経営者は動きませんって。
と、ボヤいてしまいます。
兄がホームセンターでちょっと買い物する予定があるというので、ちょっと提案しました。
直売所ではよく油性ペンを使います。
兄に「マッキーノックの細字というペンがあるから、試しに2〜3本導入して。働いているみんなが気にいるはずだから。1本あたりマッキーより20〜30円高いけど、買って欲しい」とお願いしました。
最初兄は乗り気ではなかったのですが、私がどんなに楽でどんなにこの直売所向きなのかを力説したら、その気になってくれたみたいです。
保守的な兄を動かすのはちょっと難しいのですが、試しに2〜3本と力説したのもよかったのかもしれません。
以前は事務用ボールペンも依然としてキャップ式の細字を使っていました。
私がこの直売所なら太字タイプのノック式ボールペンが向いていると力説したのですが、なかなか変わらくて。
ある時、私が自前のボールペンを混ぜて置いたら、兄が書きやすさ扱い易さに驚いて翌年から変更されました。
小さなことですが、これでストレスが少しでも軽減されるこういった地道な改善提案が兄を動かす原動力なのだと思います。
次回も楽しくお手伝いしたいです。