先月静岡県のまかいの牧場に出店しているインドカレーのお店で食べたチーズナンがとても美味しかったです。
私は小麦を大量に食べられない体質なので、その後少々お腹の調子がイマイチでしたが、また食べたい…そのくらい美味しかったです。
でも静岡県まで何度も通えないので、今日のお昼ご飯は隣駅前にあるインド料理店に行ってきました。
炎天下をMIFさんと散歩がてらに行ったのですが、長袖を着ないと返って日差しが肌を刺す感じです。
写真を撮らなかったのですが、とても美味しかったです。
なぜって、辛さを「普通」にしたら全然辛くなかったから。
それに日本人向けにアレンジしているのかもしれませんね。
隣駅は企業城下町であり、市立高校の最寄り駅なので、このお盆シーズンでもビジネスマンや学生さんがかなり行き交っています。
そしてこのお店は近隣でも人気のお店でもあります。
先日、BS1「ジャパニ〜ネパール出稼ぎ村の子どもたち」と言う番組を見て、とても切ない気持ちになりました。
あるネパール人が東京でインド料理店を開店したことで大成功し、その方の村の人たちはこぞって料理人として日本で働く姿と、その村人の子どもたちはネパールで「ジャパニ」と呼ばれている現状のルポルタージュでした。
※ジャパニ=ネパールでは、MADE IN JAPANの意味で、日本へ出稼ぎしている両親の仕送りで育つ子どもたちをさします。
この番組が切ないのは、日本で働く両親は自分たちの子どもに日本の教育を受けてもらいたいのに、ネパールで祖父母と生活する子どもにとって日本は家族を引き裂く象徴だからです。
両親には煌めく未来を象徴する東京の夜景も、子どもにとってはネパールの山の生活に戻りたくて仕方がなく、その夜景に両親の願いとは裏腹の感情しか抱いていないのです。
お店にはネパールの男性ばかりでしたが、テレビ番組と同じような境遇なのかな?とボンヤリ考えてしまいました。
COVID-19で世界的に社会構造が少し変わらざるを得ない今日この頃。
異国情緒あふれる食事を気軽に食べられる日本の生活は、これからどうなるのでしょう。
ま、あまり深く考えても、日本の少子化は変わらないし、移民受け入れもそう遠くない問題だろうし、国際化は止められないと言いつつ、民族の多様性はそう進まないだろうし。
美味しい料理に舌鼓です。
なお、このお店のナンはちょいと甘めに感じました。
チーズナンの塩気が美味しく感じました。