この日も朝7時30分に実家到着。
身支度して5分後に畑へ向かうも、誰もいません。
仕方なく丘の上の作業小屋へ向かうと、近くの農地で父と兄が作業に使う機械をセットしていました。
またすぐに丘を下りて、サブ農産物の剪定補助をしました。
でもすぐに作業は終わって、昨日と同じ癒合剤塗り作業。
それも午後の早い時間に終わったので、途中から枝まるき。
枝まるきは多分方言。
剪定で切り落とした枝を広い集めて、紐で縛りあげることです。
メイン農産物の剪定枝は、切り落としたあとも太枝切りハサミという大型ハサミで切り分けて、なるべく直線状の状態で束ねます。
束ね方も私が実家で生活していた頃よりもだいぶ小型になっていてビックリ!
両親もあまり重い荷物を運ぶのが億劫になってきたので、束ねた剪定枝を持ち上げることが負担になってきたそうです。
農作業自体は機械化が進んで力仕事は25年ほど前と比べてとても楽にはなっているのですが、ちょっとした作業でどうしても荷物の積み替えなどがあるそうです。
そういう意味では、稲作は農業の中で一番機械化が進んでいるのを実感します。
実家のメイン農産物もサブ農産物も、農作業の機械化はまだまだ一部に過ぎませんが、腰痛や肩こりは随分楽になりそうです。
ここ最近、父が腰痛で困っているそうですが、これは20年ほど前に背骨を剥離骨折した後遺症なのだそうです。
常に痛みがある訳ではないそうで、時々痛みがあるのだとか。
父はあと何年、農業者として活動できるかな?と思ってしまいました。
動きも緩慢、力仕事はムリ、古傷は腰痛だけではないし。
身体がうまく動かなくても、農作業大好きなので畑に出ないという選択肢はないです。
心配なのは、剪定作業中に剪定バサミを落とすとか、枝の粉砕機に巻き込まれるなどでケガをすること。
父が元気に農作業ができることを願って止みません。
今回はこれで一旦お手伝いは終わり。
また人手が足りないときにお手伝いを頼まれる予定です。
☆☆☆おまけ☆☆☆
祖母から「あられの素」をいただきました。
のし餅を8ミリくらいの賽の目に切って干したモノです。
これを油で揚げて醤油をまぶすと、揚げあられになります。
私は揚げるのが面倒くさいので、油を薄くまぶして電子レンジで加熱します。
あとは好みで塩、醤油をまぶします。
素朴な農家の味わいで、私にとっては子どもの頃からの身近なおやつです。
私も実家にいた時は、賽の目切りにする手伝いをしていました。
今では時々、農産物直売所などであられの素を見かけますが、私が子どもの頃は農家のおやつとして、友達にも人気のお菓子でした。
もちろん非農家で育ったMIFさんも私の実家で初めて出会って、魅力されたお菓子の1つです。