ドングリはあまり落ちていなかった。子どもたちに拾われたのか、それとも今月が異常に日照時間が短い神奈川住まいのせいなのかは判断がつかない。
散歩中に気が付いたのがキンモクセイの香り。
この香りには、私にとって2つの感情を思い出させる香りだ。
1つは、毎年10月7日に行われていた神社のお祭り。境内にキンモクセイがあっていつもお祭りの頃に香っていた。
今はこの縁日の開催日も変わって土日だったかな?そのくらいの時期だというので時代の流れを感じる。
そしてもう一つは曾祖父の命日だ。
私は4世代同居の大家族の中で育った。
子どもの頃、なんとなく無意識のうちに、高齢の曾祖父はいずれ亡くなると思っていたが、思いがけず長寿で私が成人してから亡くなった。
だから私の成長とともに、次第に身体が老化していく曾祖父を見て育った。
家族だけど親しみよりも威厳と畏敬を感じる存在で、歴史の生き証人という存在だ。
のちに思い出してみると、納棺の時にキンモクセイが香っていた記憶があるのに、命日頃にキンモクセイが香ることがなかった。
今年は命日に先立って香りを感じ取り、記憶間違いではなかったか…と思い出していた。
もう秋なんだ。風が知らせてくれた。
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