makoto's daily handmades

原画展をみてきました

転院して会えなくなっても父はある程度安定しているそうなので、出かけられる時に出かけようと思い立ちました。

この日は、MIFさんと「本好きの下剋上」原画展(凱旋編)に行ってきました。

写真多めの長文なのでお暇な時にどうぞ。

↑香月美夜さんの「本好きの下剋上」の原画展です。

香月さんは小説家、原画自体は椎名優さんです。

アニメ化、コミカライズ、来月は舞台化されるそうです。

場所は台東区の松坂屋上野店。

原画展は撮影可です。

躍動感あふれる原画の数々でとても見応えがありました。

↑私が1番好きなイラストです。

小鳥がたくさん描かれていて、髪や衣装がフワッと風になびく様子がとても好きです。

今はショートヘアの私ですが、アニメやイラストでは髪がフワッとなびく様子に憧れて、髪を太ももまで伸ばしたことがあります。

結果、髪が風になびく時、髪は絡まる一方でそう簡単にはアニメやイラストのようにはなびかない…というエビデンスを得ました(苦笑)

メーテルの髪は、毎回絶妙な風速で絶妙な風向きで、ナイロンのような一定の太さの髪質で、防静電気加工でもしてあるのだな、と。

 

さてここから、東京メトロ銀座線で浅草へ。

亀十(かめじゅう)という和菓子屋さんでどら焼きとカステラを購入。

MIFさんがここのどら焼きが大好きなのです。

亀十から吾妻橋まで歩き、水上バスに乗りました。

↑ここです。

東京スカイツリーとアサヒビールの建物のすぐ側から水上バスに乗船。

ここから浜離宮恩賜庭園へ。

↑庭園のベンチで亀十のどら焼きを食べながら、ゆっくりとおしゃべりしました。

※私は小麦粉をほぼ食べませんが、ここのどら焼きは小麦粉の量が少なめなので食べました。

↑樹齢300年の松の木だそうです。

私のご先祖さまが、分家して今の家を作ったのがだいたい300年くらい前だそうです。

ここから新橋駅方面に歩いて、愛媛県と香川県なアンテナショップ「せとうち旬彩館」の食堂「かおりひめ」で遅めの昼食をとりました。

私は焼豚玉子飯をいただきました。

浜離宮でどら焼きを食べたことが効いてしまって、少しMIFさんに手伝ってもらって完食。

ここから新橋駅まで行き、JR横須賀線で帰宅しました。

 

「本好きの下剋上」は、アニメとコミックで読み進めています。

小説は第5章で完結らしいのですが、原画展を見ただけでなんとなーく、結末が分ってしまいました。

私は「若紫は許さない派」(うさぎドロップや高杉さんちのお弁当も許さない派)。

ちょっとガッカリした部分はあるものの、「本好きの下剋上」はそれ以上にストーリー展開や話の裏付け、職人や技術、社会構成等に面白さがあります。

なによりも原画展に見られるような、イラストの魅力もとても高い作品です。

いまはイラストのソフトで描かれるそうです。

もしこれが手描きだったら、カラーインクで描いて欲しかったな、と思いました。

いまやイラストもデジタルです。

デジタルの良さは画材の経年劣化はないし、寸法もある程度は自在に変化することができます。

それもいいのですが、偶然の滲みから出来上がる手描きは、揺らぎというか、魅力が高い作品になるのですけれどねぇ。

将来的には、手描きのイラストレーションなんて、見られなくなるのかもしれませんね。

 

今回も遠くまで連れて行ってくれて、MIFさんありがとうございました。

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