この日は、兄、母、私で作業。
朝7時半スタートで予定外だった梅干しの土用干しから。
自宅用と親戚に配る用です。
本来は梅雨明けに干すモノが土用干しですが、暑すぎて…としか言えません。
私が小学1年生のとき、夏休みの日誌に「いえのおてつだい」に「うめぼしほし」と書きました。
夏休み明けに担任のY先生から「makotoさんは梅干しを干しているの?」尋ねられ、私が嬉々として「手が真っ赤に染まるし、指に汁が沁みてすごく大変。たくさん樽があるし、重いし本当に大変」と答えたら、先生が唖然とした顔をしたのが忘れられません。
大人になってわかりましたが、ほかのご家庭はせいぜい10キロしか漬けないのですねぇ。
当時は200キロくらい漬けていて、梅干し干しは小学1年生の私の役目でしたから。
Y先生は、新興住宅地の中の小学校には、ド田舎根性の児童が混ざっていることに驚愕したのでしょうねぇ。
たしかY先生の前任地はマチナカの人口ギチギチの場所でしたから。
休憩をはさみつつ、10時半まで誘引作業。
誘引の合間に成長が悪い実を取っていきます。
↑実の選別前
↓実の選別後
タブレットの写真では、遠近感がちょっと分かりにくくなります。
上の写真では、1番手前の果実が大きく見えますが、この枝の中では1番いさ小さな実でした。
その後、暑さのため昼休みは2時間、その後直売所の設営の続きです。
収納の整理なので、ひたすらラベリングと配置です。
暑いので、クールタオル&空調服は必須です。
空調服を開発してくださった方、本当にありがとうございます。
これがないと、私は戸外の作業ができる自信がありません。
そしてモバイルバッテリーを開発してくださった方にも感謝です。
次回も楽しくお手伝いしたいです。
☆おまけ☆
今、実家の父の入院していて、これから本格的な介護がスタートする予定です。
実家には私の祖母(96歳、母の実母)が生活をしています。
介護認定を受けていない、元気な高齢者です。
だがしかし、元気なので…という心配ごとも少々あります。
炎天下で庭の草むしりをしてみたり、水分補給が少なめだったり、食事中に少し食べにくそうにしていたり、1人で電車に乗って出かけたり。
そこで、100均のプラボトルを渡して「この中にお水を入れて草むしりに持っていってね、この中身がぬるいと思ったら、家の中に戻るンだよ」と約束しました。
これはサーモスのマイボトルではできない技です。
よく実家を訪れる親戚の方々にも、プラボトルを見咎めないようにお願いしました。
食事用のハサミを渡してあるので「一口大とは、カレースプーンに収まる大きさ。おばあちゃんはもっと小さく切ってもいいくらいなのよ」と何度も何度もお願いしました。
自主自立の精神が強い祖母の自尊心を尊重しつつ、祖母をクーラーを付けた室内で過ごせる方法はなかなか難しいです。
そしてデイサービスには行く気にならない祖母。
折り紙、読書、書き物、テレビニュース、新聞読みくらいしかやることがない、と言う祖母。
なにせ茶飲み友達がみんな亡くなった今、祖母には同世代の友達がいません。
同世代はみんな車椅子生活か施設入所だそうで、あの世の扉が開かない状態です。
祖母の取り残された感が少しでも癒せる方法を、私に思いつくでしょうか?