makoto's daily handmades

パート 9月9回目

朝から「ヒイッ!」とか「ギャー!」な日でした。
害虫が出ましてね…いや〜参りました。

これまでは、死骸で発見することがありました。
でも今日は生体です。
しかも朝と夕方の2回も。

略称Gとします。
Gは、黒い大きめのヤツと、茶色い小さめのヤツがいます。
黒いヤツは森等自然環境がいいところに多くて、茶色いヤツは家に巣を作ることが多いそうです。

さて大前提として、文化施設に害虫がいること自体とてもまずいのです。
害虫駆除をしていないことになり、何よりも収蔵品が痛む原因になります。
文化財等に相当する収蔵品は、たいてい専用の収蔵庫に保管されていまして、燻蒸によって害虫はいないし、場合によっては窒素ガスを充填した専用庫に入っています。
※窒素充填は、酸化や火災、害虫から文化財等を守るためにもとてもいい保管方法です。

収蔵庫以外でも、殆どの文化施設では年2回くらいは害虫駆除をするものだ…と私は思っていました。
ところが、現在勤務している施設では全然やっていないらしいです。
私はてっきり休館日にやっているものだと思っていたら、上司の学芸員さんが「お金がかかるからね」と言うのです。

実はこの春くらいから私が勤務する資料室で何度も虫の死骸を見かけておりまして、正直、とても嫌な気分にはなっていたのですが、今日はとうとう生体。

設備担当には害虫発生を連絡したのですが「黒いヤツ?それなら報告だけでいいです」ですって。
茶色いヤツだと巣を探し出して駆除するけれど、黒いヤツはいいのだとか。

イヤイヤイヤイヤイヤイヤ、資料室を燻蒸してくれませんかねぇ。
そしてエタノールて消毒してほしいです。
色々と気持ち悪いなぁ…と感じていた1日でした。

コメント一覧

makoto
jun-sweetsさんへ
私も、設備担当さんが何もしないのに驚きです。
資料室の燻蒸等はとても資金がかかるそうです。
私の勤務先は「ハコは公営、運営は民営」なので、害虫駆除に公がお金を直接支払いません。
そのためいずれ収蔵品がボロボロになったとしても、公の責任にはならないそうです。
ちなみに全国の文化施設は、こういった形での運営が広がってきています。
jun-sweets
こんばんは(^^)
えぇっ?何もしないんですか( ̄□ ̄;)!!
それは私も駆除して綺麗にしてほしい(;_:)
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