先日、小田原市をウロウロしてきました。
写真多め&長文なのでお暇なときにお読みください。
MIFさんの所用のついでに車に同乗させてもらい、東名道で大井松田ICまで。
富士山、その手前に箱根外輪山が見えます。
MIFさんには小田急開成駅前でお別れしました。
まずは駅前のスーパーマーケットへ。
この辺りは、神奈川県であって神奈川県らしからぬ地域性があって、スーパーマーケットでの取り扱い商品が静岡県仕様。
例えば徳島県の金ちゃんヌードルは静岡県までしか販路がないはずなのに、この辺りでは取り扱いがあったりします。
東海地方のローカル商品もなぜか取り扱いがあり、私が住む地域とはラインナップがちょっと違うのが面白いのです。
さてここから開成駅へ移動して、電車で小田原駅へ。
そして地下街のハルネ小田原へ。
木製丸ポスト。
もう7年前に設置された私設ポストです。
たまたまポストのことを調べていたら、私も何度も近くを通っているのに見たことがなかったな、と思い探してみました。
赤いポストと違って、周りに同化していて今までずっと知らない存在でした。
小田原は木工も盛んな土地柄なので、木のぬくもりがあるステキなポストですが、周りになじみすぎていて気づけなかったです。
このポストに投函しても特別な消印を押されることはないのですが、集荷は行われています。
また木のポストにちなんで、近くで木のはがき(スギとヒノキ)のはがきが1枚132円で販売されています(ホームページでは1枚90円と表示されていますが、実売とは価格が違いました)。
国際郵便でも投函できると表記がありましたが、日本郵便では国際郵便の場合、紙のはがきを70円で送れるとしています(サイズなどほかにも条件があるので詳しくは日本郵便のホームページでご確認ください)。
国際郵便は運搬中に日本と現地の湿度の違いによる結露はどうしても発生します。
今回店頭で確認した状態では、吸湿性がある本物の木(しかも薄い1枚板)でできているので、これは封書に入れないと割れるか結露で変形する可能性大と感じました。
地下街から地上に出て、小田原駅東口を振り返りました。
私が若い頃、MIFさんに連れられて来ていた小田原駅とは全然風景が違います。
もともと賑わいのある駅前ではありましたが、インバウンドで経済が回っているんだな、と思わせる風景になっています。
ここから小田原城のお濠方面へ進みました。
桜はまだ咲いていません。
すれ違う観光客の皆さんが「東京より遅いのね」とか「小田原なら咲いていると思ったのに」とか。
私も少しは咲いているかと思ったのですが、ソメイヨシノは全く咲いていませんでした。
ここは忍者道場のNINJA館です。営業再開していて、それなりに集客ができているみたいです。
ここから登城していきます。
ここは菖蒲園。まだ鉢が並んでいるだけで初夏に向けての仕込み中です。
小田原城。再建城郭で、コンクリート構造です。
日本人観光客と同じくらい海外からの観光客がいらっしゃいます。
この右方面に本丸売店があるのですが、ここでは小田原城址公園の絵はがきセット(12枚入、440円)が販売しています。
小田原城址公園の絵はがきセットは私のお気に入りなのですが、なんと印刷している紙質と印刷の仕上がりが変更されていました!非常に残念な変更でした。
以前は、小田原駅改札前のセブンイレブンとニューデイズで販売していましたが、今回はこの本丸売店でしか見つけられず。
ポスクロッサーにはちょっとした悲報です(涙)
本丸から下がって、報徳二宮神社脇でこの写真を撮影していたら、見知らぬ男性から声をかけられました。
ここは空堀。以前もご紹介しましたが、小田原城の防御施設です。
この渡り廊下をくぐると報徳二宮神社です。
報徳二宮神社。ご祭神は二宮尊徳翁(二宮金次郎)。
金次郎像。
手水舎も再開していて、久しぶりに柄杓が置いてあるのを見かけました。
品種の表示はありませんでしたが、おかめ桜かと思います。
こちらは二宮尊徳翁像(金次郎像の大人バージョン)。
ここからお濠脇を経由して御幸の浜方面へ。
立派な塀と門ですが、ここは小田原市立三の丸小学校の校門。
元は普通のどこにでもありそうな小学校でしたが、校舎建て替えの際に小田原城のデザインに合わせて意匠を凝らした造りになりました。
普段来たことがない場所に湘南クッキーの自販機店舗を見つけました。
小田原市にも自販機があったのね、とビックリ。
早速、立ち寄って買おうとしたら、私が欲しいクッキーは、旧500円玉か100円玉でしか買えない…。
仕方なく1000円札が使える自販機で他のクッキーを買って、そのお釣りで欲しいクッキーを買いました。
西湘バイパスの高架下をくぐって、御幸の浜です。
私の前を海外からの観光客カップルが歩いていたのですが、おもむろに私が波打ち際で石拾いをしていたら、真似して石拾いをしていました。
こちらは江ノ島方面。
こちらは伊豆半島方面。
いずれも春らしい少し霞んだ感じですが、天気は良くて清々しいです。
石拾い。2つの小さい石は緑色が濃いもの。
少し大きな石はスベスベでよく見ると3層に分かれています。このスベスベの石は前にも似たような石を拾ったことがあり、かなりお気に入りです。
朝、立ち寄ったスーパーマーケットで購入したおにぎり。
私が住む地域だと浜名湖産の海苔の佃煮は見かけたことがないし、そもそも浜名湖で海苔が収穫できることも知りませんでした。
この後、おやつを食べたり、飲み物で喉を潤したり、鼻歌混じりに石拾いをしてみたり、楽しく1人時間を過ごしていました。
またもや違う知らない男性が遠くからジロジロと私を見ていまして、近くまで寄ってきて声をかけられました。
楽しい気分が害されてここを立ち去ることにしました。
国道1号線沿いでふと見上げた店名の表示がなんだかドット絵みたいです。
よく見ると小さなタイルで出来ていて、こういうタイプは初めて見ました。
すぐ近くにタイル屋さんがあって、こちらも細かなタイルで外装ができていてとてもステキです。
小田原市中心部は昭和30~40年代のデザインのステキな建物が多いので、この日はステキな建物見物をしようとウロウロしました。
こういう建物を看板建築と言いますが、私の住む所ではほぼ見かけません。
ここも国道1号線沿いで、平成の始めまでは、この辺りが箱根駅伝の小田原中継所。
右側は集合住宅ですが、映画館がありました。
この辺りもちょっと変わった形の建物が続きます。
城下町らしいクランク状の道路です。
箱根駅伝の見せ場の1つでもあります。
この近くの和菓子屋さんへ行ってみようと思っていたのに、この日はお休みでした。駅ビルのテナントは営業していたので、定休日があると思っていませんでした(汗)
赤い丸ポストを発見。
やはりポストはこの色合いでないと、私には見つけられない、と感じました。
今回はここまでです。その2に続きます。
私は町歩きが好きですが、知らない方から声をかけられることが非常に苦手。
とくに知らない町で1人で歩いているときに声をかけられることが苦痛です。
これは以前、怖い思いやつまらない思いを何度もしているからです。
話しかけやすく人柄が良さそうで暇そうな人、とお相手から思われているのだろうな、と自認していますが、それも私にとってはちょっとイヤです。
独りでいる様子を遠巻きにジロジロ見られるのもイヤです。
私が自意識過剰だと思われるかもしれませんが、マスクと帽子で私の顔のホウレイ線と白髪混じりの頭髪が見えないから、お相手は声をかけてくるのも分かっています。
ゆえに世の中は強烈なルッキズムで出来上がっていることも理解しています。
私の歩く姿がそんなに隙だらけで、ゆるい感じに思われているかと思うと、自己嫌悪になります。
小田原のような町歩きが楽しい観光地では、リュックを背負って帽子をかぶっている方は観光客の可能性大です。
女性が1人でふらりとやってきても楽しめる町なので、できれば放っておいてほしいです。