makoto's daily handmades

西湘さんぽ・あじさいと石拾い

MIFさんの所用に付いて行って、神奈川県の西湘地区に行ってきました。

写真多めなのでお暇な時にご覧ください。

 

出発は、小田急線開成駅前から。

なんだかバスがたくさん…開成あじさい祭り会場へのシャトルバスでした。

この日は、あじさい祭りを横目に電車で一路小田原駅へ。

小田原駅前…ここは新幹線駅の方から見た風景です。

今でこそ小田原駅は構造が良くなりましたが、私が学生時代は、小田急線小田原駅は、JRの駅の中に改札口がありました。

いつもその構造がチンプンカンプンな私でしたが、今は解消されているので安心して利用できます。

こんな石碑を見つけて、ちょっとビックリ。

この日は、ここからレッツ登城です。

というか、この入口からばかり登城していますけれどね。

やって来ました、小田原城。

昭和35年に鉄筋コンクリート造で再建です。

ウメ子さんのレリーフも見てきました。

この日は、石垣下の会場に行きました。

石垣下はあじさいと菖蒲園。

石垣下とは書きましたが、石垣の多くは崩落しています。

小田原攻めの時代、まだ小田原城は土塁だったはずですから、江戸時代の遺構としての石垣です。

崩落跡の石垣。

小田原は江戸時代〜大正に度重なる地震で石垣が崩落しています。

小田原城が素晴らしいと思うのは、こういうところ。

菖蒲園の整備をするスタッフが、ごみを捨てるにもきっちりコンパクトにとまとめているなんて、ビックリです。

今回はあじさいだけだろうな、と思っていましたが菖蒲も楽しめてホントに気持ちが晴れ晴れしました。

こちらはお堀の大賀ハス。花は全部で5つくらい。

↑報徳広場の二宮金次郎像と路面電車

梅干しのちん里う(ちんりう)さん。

佃煮もあるし近年はお菓子もあります。

店頭に古い梅干しが展示してあり、100年超の梅干しもあります。

小田原城ではなくて…。

ういろうさん。

ういろうは名古屋名物でもありますが、小田原名物でもあります。

こちらは外郎(ういろう)さんという苗字で、元々は薬屋さん。苦い薬の口直しがういろう菓子の発端です。

こちらの小さな家がちょっと面白いンです。

築100年。

以前、ネット上で小田原市の不動産情報を見ていて発見しました。

関東大震災で壊滅的な被害があった小田原で、震災の翌年1月に完成した住居です。

リフォームを繰り返しているのでしょうけれど、築100年の物件なんてそうそう見つかりません。

さてこの先の海まで行ってみます。

御幸の浜

ここは「海への扉」という愛称で知られる防潮扉。

海岸側から防潮扉を見ると「娑婆への扉」とでも呼べばいいのでしょうかねぇ?

暫く海岸で石拾いを楽しみました。

この海岸は、砂浜も少しありますが、多くは玉石。

地形、地質、潮流の複雑な条件が作り出しているのだろう、とは分かるものの、握り拳よりも大きな石もあります。

強い波が押し寄せる浜、それしか私には分かりません。

ここから三の丸ホールまで行き、初めて建物の中に入りました。

ちょっとだけ中を見学してから、そう言えば市民会館は?と気になり行ってみることに。

わー、ちっちゃっ!

国道1号線を東京から箱根方面へ向かうと、市民会館前で90度左折します。

そのシンボルが市民会館であり、私の立ち位置の歩道橋です。

同じ歩道橋の上から、労金の建物。

いつ見てもやっぱりステキ。

何でもない町中の風景ですが、たぶんこの辺りに志澤(しざわ)という地元デパートがあった場所。

小田原の再開発は目を見張るばかり。

観光地としての賑わいは、ホントにビックリします。

でも、それはインバウンド需要ですから、もしアジアで戦争が起きれば、観光需要なんて簡単には吹っ飛んでしまいます。

さて、小田原でいつも行く本屋さん。

ここの品揃えは、私の理想的というか、ホントにバランスがいいな、と思っています。

本屋さんはその町の鏡だと思っています。

この本屋さんは、郷土コーナーもあるし、その取り扱い本もニッチでなかなか渋い選書です。

一方で、ちゃんと「新九郎、奔る」(北条早雲が主人公の漫画)も置いてあります。

小田急線小田原駅の構内にも開成町あじさいまつりのPRコーナーがありました。

小田急線小田原駅はこの屋根が名物です。

私には魚の骨格標本の中に入って眺めている気分になって、見入ってしまいます。

この日は栢山駅で下車。

栢山は二宮尊徳さんの出身地、小田原のハズレです。

ここから一駅隣の開成駅まで歩きました。

この辺りは、こういった用水路がたくさんあります。

私は農家に生まれましたが、畑作中心の地域だったので田んぼに入ったことがありません。

用水路も暗渠になった後に育ったので、用水路や田んぼは物珍しいという感覚です。

栢山辺りは道路脇に田んぼがあって、その高低差がホンの数センチ、という場所もあります。

私には見たことない風景なので、絶対的に面白いです。

この日はMIFさんと開成駅で待ち合わせて帰宅しました。

☆おまけ☆

おしつけ(あぶらぼうず)の刺し身です。

私は食べたことがなかったのですが、小田原港周辺では昔から食べられていたみたいです。

MIFさんも「知ってるよ!」と言っていたので、食べてみました。

地魚ってこういうことを言うンだろうな、と思いながら美味しさに舌鼓を打ちました。

コメント一覧

makoto-hizikata
たいぴろさん、コメントありがとうございます。
小田原は、どの季節に訪れても心に残る観光地です。今回は私にとっての4時間ゴールデンコース。
1人でふらりと訪れて、ゆったり過ごせるのでとても気に入っています。
たいぴろ
GWに小田原行ったけど、ハスとか菖蒲とか、なんか全然違う風景に見えます。私は城ばかり目がいってたけど、流石makotoさん、目の付け所が違うなあー。
小田原ういろう、買い忘れました、蒲鉾は買ったけど。
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