この日はいつも通り起床していつも通り実家のお手伝いに行く用意をしていたら、兄から電話。
「makoto、今日どうする?」
いや、今日どうするじゃあないですって。
わざわざ電話してきたってことは、これから雨が降るから作業中止ってことでしょう?
ンもー、兄ちゃん、それは「今日は雨だから作業中止」と一言言えばいいだけなんですけれどねぇ。
子どもの頃から何かと「makotoちゃん、どうする?」と尋ねてくる兄。
どうするも何も、ダメならダメと言い切ることができない兄の性格…。
誰かに後押ししてもらえないと自信が持てない性格なのよねぇ。
早朝から私の溜息が出てしまいます。
と言うわけで、急遽休養日となりました。
日頃なかなか手が回らないインコちゃんズのケージの大掃除やインコちゃんズの遊び場の大掃除をしました。
かいちゃん(12歳メス)がもう飛ぶのが難しくなってきました。
飛ぶ意志はあるのですが、上方向10センチ、前方向20センチが限界です。
脚も掴む力が弱々しい状態です。
もうおばあちゃんなので、放鳥も難しくなってきました。
だからケージの中でしか過ごせなくなっていますが、まだまだ元気です。
こうなると放鳥時にケージの掃除ができません。
ゆえにケージを分解して、床にクッション代わりに新聞紙の束を敷いてその上にケージの金網を置いて、囲った中にかいちゃんを収納。
その間にケージの底部分を掃除することになります。
かいちゃんは、メスなのでスゴく気が強いです。
私がそっと手を入れて移動させようにも、私の指を本気噛みです。
私は痛みを堪えてかいちゃんを移動させます。
ほかの放鳥しているインコちゃんズがかいちゃんの一大事とばかりに私にまとわりつくので、これまた厄介です(汗)
かいちゃんはもう老境ですが、身体の衰えを感じさせない噛みっぷりでした。
さて、最長老のはくちゃん(12歳オス)も、だいぶんおじいちゃんになって来ました。
飛ぶ力が少し弱くなってきて、部屋の中を一周飛ぶのもちょっときつくなり始めています。
なによりも時々床に不時着してしまうのです。
それもそのはずで、人間ならだいたい98歳くらい相当です。
若い頃に比べて体重もずいぶん軽くなってしまいましたから。
小鳥の老化はまず餌を食べる量が減ってきて、体重減少、飛翔力低下と緩やかに衰えを感じるモノです。
高齢小鳥を飼養する者として、最期までなるべく苦痛なく全うしてもらいたいな、と思っています。