巨人4-6ヤクルト
競り負け なんか最近多くない。この前の日曜日も1点差負けだったし‥。
勝負の分かれ目は4対4で迎えた9回表。
投手は8回から続投の久保。1死からバレンティン四球。雄平2塁打で1死2・3塁。畠山は敬遠で歩かせ満塁策にして守りやすくした。ここまでは仕方ない。ここで腰痛のためスタメンを外れていた川端が代打で登場してきた。ブルペンでは山口が投球練習をしている。当然交代だろうと思いきや‥‥
ナント久保を続投させたのだ
アップアップの久保は川端にライト前に勝ち越し打を打たれ、次の打者にも押し出しの四球を与えて降板となった。
なんとも疑問に残る継投だった。打者・川端の場面は犠牲フライでもダメだった。久保という投手はコントロールはいいが、球威のある投手ではない。なら山口を出して力でねじ伏せたほうがよかった。仮に山口を出して、打たれたなら「仕方ない」と割り切れるが、山口を出さなかったことで‘後悔’が残る。「山口をだしていればと。‘たら・れば’を言ったらキリがないがし、言いたくないのだがそうも言いたくなる。久保、謎の続投だった。
しかもイニングは9回。いくら裏に攻撃を残しているとはいえ、勝ち越しを許してはいけない場面だった。
この日、巨人は2度の2点のビハインドを追いついたが、さすがに3度目は追いつくことはできなかった。
バスケットのように100点近くを取りあうスポーツなら何度も勝ち越しを許しても何とかなるが、野球のように5・6点勝負のスポーツで3回もリードされるのはキツイ。本来ならこういう‘采配批判’はしたくないのだが(あくまで部外者で内部のことはわからないから)、この継投は言わざるをえない。
しかしヤクルトは巨人の試合になると粘り強い試合をするよね。こういう試合を広島(今季2勝6敗)・阪神(今季4勝5敗)にもしてもらいたいものだ。
14日の試合はヤクルトの先発が石川に対し、巨人は高卒3年目の今村(プロ通算1勝)。実績では雲泥の差だな。勝つにしても間違いなく継投になる。悔いの残らない継投をしてほしい。ベンチワークがカギだ。