東海大相模6-1九州国際大付
センバツ決勝戦は原辰徳様の母校の東海大相模が勝ち優勝。2000年以来11年ぶり2回目だ。
優勝が決まった瞬間は選手がマウンドに集まって歓喜の輪ができるのが定番だが、バッテリーが抱き合っただけと控え目。震災に対する配慮が感じられた。
例年、春は投手力のあるチームが優勝する。昨年の興南・島袋しかり、一昨年の清峰・今村しかり。晩秋から冬にかけて公式戦がないため、どうしても投高打低になるのだ。
だが今回の東海大相模は違う。4人の投手が登板したが、突出した投手は1人もいない。4番佐藤を中心にヒット数、塁打数で過去最高を記録するなど、超攻撃的打線で勝ち取った優勝だった。準々決勝までは3番田中、5番菅野が不振だったが、2人が打ち出すと手のつけようがなかった。
印象的なのは走塁の積極性。常に先の塁を狙う。1死2塁でフェンス際のファーストフライ。ファーストが不利な体勢でキャッチしたのを見ると、セカンドランナーはサードへタッチアップした場面が象徴的である。こうした積極的走塁は冬の練習のシート打撃で重点的に取り組んでいたという。そこで失敗を繰り返すことで「暴走」と「好走塁」の境目を肌で感じたという。
門馬監督の作戦も常に攻撃的だった。エンドランは普通、ランナーがファーストにいる時に使う作戦だが、セカンドにランナーがいてもエンドランをかけた。常に塁上のランナーを動かし、相手に落ち着く暇を与えなかった。
東海大相模は昨夏準優勝。新チームになっても秋の県大会・準優勝、関東大会・準優勝とシルバーコレクターだったが、見事に頂点を極めた。おめでとう。きっとOBの原監督も喜んでいるだろう。
さあ、センバツも終わった。
いよいよ、今度はプロ野球の番である。
センバツ決勝戦は原辰徳様の母校の東海大相模が勝ち優勝。2000年以来11年ぶり2回目だ。
優勝が決まった瞬間は選手がマウンドに集まって歓喜の輪ができるのが定番だが、バッテリーが抱き合っただけと控え目。震災に対する配慮が感じられた。
例年、春は投手力のあるチームが優勝する。昨年の興南・島袋しかり、一昨年の清峰・今村しかり。晩秋から冬にかけて公式戦がないため、どうしても投高打低になるのだ。
だが今回の東海大相模は違う。4人の投手が登板したが、突出した投手は1人もいない。4番佐藤を中心にヒット数、塁打数で過去最高を記録するなど、超攻撃的打線で勝ち取った優勝だった。準々決勝までは3番田中、5番菅野が不振だったが、2人が打ち出すと手のつけようがなかった。
印象的なのは走塁の積極性。常に先の塁を狙う。1死2塁でフェンス際のファーストフライ。ファーストが不利な体勢でキャッチしたのを見ると、セカンドランナーはサードへタッチアップした場面が象徴的である。こうした積極的走塁は冬の練習のシート打撃で重点的に取り組んでいたという。そこで失敗を繰り返すことで「暴走」と「好走塁」の境目を肌で感じたという。
門馬監督の作戦も常に攻撃的だった。エンドランは普通、ランナーがファーストにいる時に使う作戦だが、セカンドにランナーがいてもエンドランをかけた。常に塁上のランナーを動かし、相手に落ち着く暇を与えなかった。
東海大相模は昨夏準優勝。新チームになっても秋の県大会・準優勝、関東大会・準優勝とシルバーコレクターだったが、見事に頂点を極めた。おめでとう。きっとOBの原監督も喜んでいるだろう。
さあ、センバツも終わった。
いよいよ、今度はプロ野球の番である。
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