高いスパーズの壁

　　　　　　　　　　　オールスターに選ばれたシャックだがこの日は13点６Ｒとイマイチ



サンズ104－114スパーズ

毎年のようにレギュラーシーズンでは好成績を収めるサンズ。
だがプレイオフの度に煮え湯を飲まされているのがスパーズだ。
去年もそうだし、ナッシュ移籍１年目の04－05年もシーズン62勝をマークしながらプレイオフのカンファレンスファイナルでは１勝４敗で敗れた。

金曜の深夜にはＢＳでそのスパーズ戦の中継が。しかもホーム。負けられない戦いである。

前半はほぼカンペキな内容だった。ターンオーバーはゼロ。高確率でシュートが決まりハーフコートオフェンスが機能した。だがそれでもスコアは57－57の同点。スパーズも喰らいついたのである。

後半になるとジノビリを止められず、最終的には30点を取られる有様。サンズの無駄なファウルも重なり点を広げられてしまった。スパーズはＦＴで38本成功、サンズは20本成功。この差が勝敗を分けてしまった。

結局はラン＆ガンからハーフコート主体へのオフェンスに転換中のサンズと、主力が長年変わらず、チームが熟成しているスパーズとの違いがもろに出てしまった形だ。

ナッシュは16点そして18アシストとここのところ調子を上げてきているが42分も出場している。シーズン前にナッシュの出場試合数を70試合前後に減らすという話はどうなったのだろう。
結局はナッシュ頼みのサンズに光が見えない。