バレンシア0-1バルセロナ
バルセロナの試合を久しぶりに見た。9節のクラシコ以来かな?
スアレス・メッシ・ネイマールの黄金のトライアングルはまるで輝きを見せなかったが、試合終了間際、ゴール前の混戦からブスケツが強烈なボレーでねじ込み先制。すると実況アナウンサーが
バルセロナ、サヨナラ勝ちぃ~!
と言っていた。サヨナラ勝ちというと野球のイメージが強いが、サッカーでも用いるんだなと思った。サッカーの試合で初めて「サヨナラ勝ち」という言葉を聞いた。実際に試合再開のキックオフ直後に終了のホイッスルが吹かれたのだから。まあ、もっとも野球が盛んじゃない国からすれば「サヨナラ勝ち?なんのこっちゃ?」となるのだろうが。
試合を決めるゴールを挙げ大喜びするバルサイレブン。だがここで残念なことが起きた。
歓喜の輪がほどけ、皆が自陣へ帰ろうとする中、メッシが額のあたりを押さえ、痛そうにしている。VTRを見ると、喜んでいる輪の中に、怒ったバレンシアサポーターからペットボトルが投げいれられ、それがメッシの頭に当たったのである。
これは断じて許されない行為である。観客が興行の対象者目がけて物を投げるなんてあり得ない。流血でもしたら、どう責任をとるのか?クラブ(バレンシア)は投げたサポーターを特定する必要があるし、特定し一定期間スタジアムに出入り禁止にしなければならない。
またこういうごく一部の愚か者のために、ペットボトルの持ち込みが禁止になる場合もある。
(実際、東京ドームの野球の試合はペットボトル持ち込み禁止で、私も困っている1人である)
一方、Aマドリードとラコルーニャの試合前には両サポーター約200人がスタジアム周辺で乱闘。ラコルーニャのサポーター2人が川に投げ込まれ、1人が死亡する悲劇が起きた。たかがサッカーの試合を見に行っただけ(ここではあえて‘たかが’という言葉を使わせてもらう)で帰らぬ人になるなんて…。残された家族がかわいそうだよ。
どうせ乱闘していた99.9%は野郎でしょ。しかもいい大人が。まったく、困った生き物だよ、「男」って奴はさ。
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