今月、サッカー日本代表の試合が2試合行われました。
試合よりも長友と平愛梨の熱愛騒動から湧いた「アモーレ」の方が目立った気もしましたが…。
各試合の論評はそれぞれサッカーに詳しい方のブログに任せるとしまして、ここでは別の視点を述べたいと思います。
ブラジルW杯で2敗1分けと惨敗し痛感させられたはずの世界との差。
それを埋めるためにも厳しい環境での試合を経験しなければならないのは明白でした。
しかしW杯後の12試合の親善試合でアウェイでおこなわれたのはたったの1試合(2015年10月のイラン戦)です。中立地開催が1試合で残り10試合はホームというのはあまりにも偏った数字です。
今回の2試合ももちろんホーム。5年ぶりにキリンカップを復活させヨーロッパの3ヵ国を招待しました。しかしその3カ国はいずれも10日から開催されるEURO2016の出場を逃しています。世界との差を埋めるには役者不足な感は否めませんでした。
確かにキリンカップは日本代表の強化に役立ちました。しかしそれは日本がW杯に出られなかった90年代前半までの話。W杯に出場するのが当たり前になった今では時代錯誤のモノとなりました。
今回はヨーロッパ組はシーズンを終えたばかりのため、クラブの拘束などの心配はありませんでした。それならばヨーロッパに遠征して2試合をやればよかったのです。今の日本ならEUROを目前に控えた強豪国(イタリアとかベルギーとか)とテストマッチをすることが可能だったはずです。ところがそうはしませんでした。2014年の教訓がまったく生かされていない現状に、あきらめにも似た感情が湧いております。
セルジオ越後氏はテレビ番組で「あまりにも興行が優先されすぎ」と批判していましたが、もっとサッカー関係者やサポーターが「もっとアウェイで試合を」と声を上げないと何も変わらないでしょう。日本でばかり試合して、チャンチャン、ではバレーボールと一緒です。
試合よりも長友と平愛梨の熱愛騒動から湧いた「アモーレ」の方が目立った気もしましたが…。
各試合の論評はそれぞれサッカーに詳しい方のブログに任せるとしまして、ここでは別の視点を述べたいと思います。
ブラジルW杯で2敗1分けと惨敗し痛感させられたはずの世界との差。
それを埋めるためにも厳しい環境での試合を経験しなければならないのは明白でした。
しかしW杯後の12試合の親善試合でアウェイでおこなわれたのはたったの1試合(2015年10月のイラン戦)です。中立地開催が1試合で残り10試合はホームというのはあまりにも偏った数字です。
今回の2試合ももちろんホーム。5年ぶりにキリンカップを復活させヨーロッパの3ヵ国を招待しました。しかしその3カ国はいずれも10日から開催されるEURO2016の出場を逃しています。世界との差を埋めるには役者不足な感は否めませんでした。
確かにキリンカップは日本代表の強化に役立ちました。しかしそれは日本がW杯に出られなかった90年代前半までの話。W杯に出場するのが当たり前になった今では時代錯誤のモノとなりました。
今回はヨーロッパ組はシーズンを終えたばかりのため、クラブの拘束などの心配はありませんでした。それならばヨーロッパに遠征して2試合をやればよかったのです。今の日本ならEUROを目前に控えた強豪国(イタリアとかベルギーとか)とテストマッチをすることが可能だったはずです。ところがそうはしませんでした。2014年の教訓がまったく生かされていない現状に、あきらめにも似た感情が湧いております。
セルジオ越後氏はテレビ番組で「あまりにも興行が優先されすぎ」と批判していましたが、もっとサッカー関係者やサポーターが「もっとアウェイで試合を」と声を上げないと何も変わらないでしょう。日本でばかり試合して、チャンチャン、ではバレーボールと一緒です。
また、残念なのはボスニアがベストメンバーで来ていないことです。有名なエディン・ジェコ(ローマ)などは日本に来ていませんでした。やはり、もっと強い相手とアウェイでやらなければ、本当の強化にはつながらない、そう感じています。
ホームで試合をすれば日本のサッカー協会は儲かり、スポンサーの顔も立つのでしょうが、肝心の代表チームに強化に役に立っていないことにいい加減に気付くべきです。