巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

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早く野球界にもレンタル制度導入を

2012-02-21 01:02:16 | 野球
20日のスポーツ新聞にはFA杯で先発し、ゴールを決めた宮市亮の記事が大きく扱われていた。
この宮市、アーセナルでは同じ左ウイングのポジションにシェルビーニョ(コートジボワール代表)とアルシャビン(ロシア代表)がいるため、出場機会に恵まれず、半年間のレンタルでボルトンに移籍した。
1週間前のウィガン戦では後半から出場し、リーグ戦デビューも果たしており、今回のゴールでさらなる活躍が期待される。レンタルのおかげでボルトンは戦力アップになるし、アーセナルは将来ある若者を実戦の場で武者修行させることができる。まさに一石二鳥なのだ。

ちなみに今年から浦和レッズでプレイする槙野もレンタルでの期限付き移籍。広島からドイツのケルンに移籍したものの、ベンチを温める日々が続いた。そこに広島時代の恩師であるミハイロ・ペトロビッチ新監督からのラブコールもあり、日本復帰を決断したのである。

このレンタル移籍。サッカー界では当り前だが、他のスポーツでは例がない。
先日のプロ野球の理事会とやらで、セ・リーグの予告先発と同様にこのレンタル制度も話題に上ったらしい。
このレンタル制度を野球界に導入するのは、個人的には大賛成である。

巨人を例にすると今現在、レンタルに出したい選手は2人いる。隠善と中井だ。
まずは隠善。昨年2軍で3割を打っているように、もう2軍に収まるべき選手ではない。だが巨人の外野は長野、由伸、亀井、谷、矢野、大田、松本、ボウカー、鈴木と層が厚い。それなら、レンタルで出して出場機会を与えられればいい。
中井はサードに村田が加入したから、今年は1軍でプレイするのは無理だろう。だが将来性はアリなのだ。

問題は野球はサッカーと違って直接対決が多いことだ。
例えばボルトンがアーセナルと対戦する時は宮市はプレイできない、という付帯がレンタル時の契約時につくことがほとんど(八百長をなくす意味合いもあるだろう)。ただサッカーの場合は、リーグ戦ではホーム&アウェイの2試合だけ。
ところが野球の場合、同一リーグなら24試合、別リーグでも交流戦で4試合戦うことになる。また別リーグの場合、ひょっとしたら日本シリーズの大一番で戦うこともあるのだ。その辺をどうするかの課題は確かにある。

でも選手はやはり「試合に出てナンボ」。埋もれている選手を伸ばすためにも「早く野球界にもレンタル制度導入を」と願わずにはいられない。宮市のニュースを見てそう思った。


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