巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

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歴史に残る死闘 井端が「神」に見えた

2013-03-09 13:46:34 | 野球
日本4-3台湾

いやあ、凄まじい試合だった。歴史に残る死闘だったといっていい。
試合時間4時間37分。両軍選手に拍手である
金曜の夜ということもあり、多くの観客が残っていたが、おそらく家に帰れなかったのではないだろうか?タクシー会社、近隣のホテル・ネットカフェにはウハウハだったに違いない。

試合は終盤、激しく動いた。8回表に日本が2対2の同点に追いつくが、その裏に台湾が3点目をあげ、なお無死1・3塁。ここで1点でも取られていれば終わりだったが、山口&沢村が無失点に抑える。

9回表、ランナーを1塁に1人出すがあとアウト1つまで追い込まれた。崖っぷちである。
だが日本は諦めない。まずは鳥谷が盗塁。相手ピッチャーの陳鴻文のモーションが大きいといはいえ、アウトになれば試合終了で何を言われるかわからない状況でよく走ったものだ。ベンチからのサインは「行けたら行け」だったから、事実上、単独スチール。よほどの覚悟がなければできない業である。

そして、すかさず井端がセンターへ同点タイムリー

井端が「神」に見えた


瞬間だった。そう思った人は多かったのではないだろうか?普段はなかなかアウトにならず、憎たらしい存在であるが、味方にすれば何と頼もしいことか。この日は2番セカンドで3安打。合宿当初は当落線上にいたはずの男が、この大会のラッキーボーイになりつつある。ショートが本職だが、2010・11年はセカンドをやっていたので守備に問題はない。

台湾もよく頑張ったが、10回表、日本が無死1・2塁となった場面で投入したのがリン・イーハウ。巨人に在籍はしているが、昨年はずっと2軍暮らし。先発はかつてヤンキースに在籍していた王健民が投げ、6回を無失点に抑えるなど継投で繋いできたが、最後の最後で格が1つも2つも下の投手を出さざるを得なくなってしまった。

当然、日本ベンチは彼の実力は知っているから、飲んでかかられ、犠牲フライで1点に抑えるのがやっとだった。
勝った日本は10日にオランダと対戦。とはいえ、このオランダは日本が完敗したキューバを力でねじ伏せているだけに高い壁となって日本の前にそびえるだろう。
台湾戦は長野・松田をベンチスタートにするなど、当初の理想のオーダーとはだいぶかけ離れている。短期決戦は選手のやりくりが難しいだけに、ベンチワークがキーとなりそう。
今のところ、SNSでは山本監督の評判はあまり良くないが、ギリギリの所で踏ん張っている感じだ。




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