Ｔ・ウッズへの配球を考える⑤

昨日は内角に１球も投げず、徹底した外角攻めを行った阪神・矢野

今日の先発はベテラン下柳。タイプ的には巨人の高橋尚成と似ている。はたしてウッズに対してどのように攻めたのか？


＜第１打席＞２回無死走者なし
①外角中央　　スライダー　ストライク
②内角高め　　スライダー　ストライク
③外角低め　　フォーク　　ファウル
④外角中央　　スライダー　空振り三振


＜第２打席＞４回１死１塁
①内角中央　　スライダー　レフトへ大ファウル
②外角低め　　シュート　　見逃しストライク
③外角低め　　シュート　　ボール
④内角低め　　シュート　　ボール
⑤真中低め　　シュート　　セカンドゴロ


＜第３打席＞７回無死走者なし
①外角中央　　フォーク　　ボール
②真中高め　　スライダー　ボール
③外角高め　　スライダー　ボール（２球連続高めに浮く。雨の影響？）
④ど真中中央　シュート　　見逃しストライク
⑤内角中央　　シュート　　ファウル
⑥外角中央　　シュート　　センターフライ（大飛球）


今日は内角も攻めたがすべてストライクになる球。巨人バッテリーのように内角のボール球で攻めるようなことはしなかった。そうしないと、外角低めのシンカー系の球も生きないと思うのだが…

第３打席のセンターフライは一瞬ホームランかと思った。よく見るとバットの先だったが、ウッズに外の甘い球はやはり厳禁である。