今晩は！
今日の空は薄青く、氷霙の鱗雲のそら。此方が氷上船に乗っていうような思いをさせる、サラサラとかき分ける音が聞こえそうな鱗・雲行きのはやさ。そしてそれに棹さすような筋雲。黒雲のタグボート・貨物船も行き交います。山頂より見ている感で、絵巻ものを見るよう。そして暮れて、星に先導された小さき暈輿に乗った月が。月の指揮者と雲の奏者の演奏会の始まりです。裸木の弦が奏でられはじめました。
又一年が始まりました。後残り三百六十三日なんて。というわけで、毎朝描いている。墨絵菩薩を上げます。ともかく起き抜けに顔を洗って描きてます。いつたい何年続けているのか。うだうだ・愚図ぐずともすれば夕方まで寝てたのが、これで私は目覚がスッキリするようになりました。詳しくは明日ぐらい書きます。
