
「絹雲絵空事 書記する木々」
湖から吹き上げて来る風に、お山の木々はユサリユサリ、太い枝が折れるかとおもうような靡き方。そして上空の絹雲達の動き。
上を見上げ、地上の木々をみていたら。
揺れる緑の木々が、空の雲神話の筆写しているのではないかと。思えて来た。尖り帽子の杉や檜は審査官、ユサユサ揺れる広葉樹が書記感、うんうんサラサラ筆をはしらせている、なんて何時もの妄想が。ヘラヘラと天と地を上下に見てもうてる。いつ筆落とされるか分らんかも…さん。「天地の話」
そうそう空の様子を伝えるのは、塩からトンボ伝令です。