2020年9月2日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「世界株 時価総額最高に 8月末9400兆円」を拝読しました。
この記事では「世界の株式時価総額が膨らんでいる」と伝えています。8月末時点で、89兆ドル強(日本円で9400兆円強)と、2019年12月以来の8カ月ぶりに過去最高を更新したそうです。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「世界株の時価総額最高に 8月末9400兆円、米中けん引」と伝えています。
景気や企業実績に比べて、時価総額の回復が急で、市場が楽観過ぎるとの指摘も増えているそうです。各国の金融緩和や財政拡大を支えに、株式の時価総額は回復に向かったようです。
株式に投資できる、世界の富裕層などの投資マネーが、特に米国市場に向かっています。
こうした流れに対して、2020年9月1日に発行された日本経済新聞紙の夕刊一面の見出し「求人1.08倍 雇用悪化続く」と報じています。
サブ見出しは「7月に6年3カ月ぶり水準」と伝えています。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、日本での雇用情勢の厳しさが続いています。厚生労働省が9月1日に公表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.08となり、前月より0.03ポイント下がりました。
失業率は2.9パーセントに上がっています。非正規労働者を中心に解雇や雇い止めが広がっていることが実態のようです。非正規労働者はかなり厳しい局面に追い込まれています。困った社会情勢です。
この日本経済新聞紙の夕刊一面の見出しのすぐ下には見出し「全産業売上高17.7パーセント減」という記事が並んでいます。
9月1日に財務省が公表した2020年4月から6月の3カ月間の法人企業統計では、日本の全産業(金融と保険業を除く)の売上高は前年同期比で17,7パーセント減の287兆6800億円と、大幅に落ち込んでいます。企業の事業実績は大幅に悪化しています。この中での、株高は不思議なことです。
この記事では「世界の株式時価総額が膨らんでいる」と伝えています。8月末時点で、89兆ドル強(日本円で9400兆円強)と、2019年12月以来の8カ月ぶりに過去最高を更新したそうです。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「世界株の時価総額最高に 8月末9400兆円、米中けん引」と伝えています。
景気や企業実績に比べて、時価総額の回復が急で、市場が楽観過ぎるとの指摘も増えているそうです。各国の金融緩和や財政拡大を支えに、株式の時価総額は回復に向かったようです。
株式に投資できる、世界の富裕層などの投資マネーが、特に米国市場に向かっています。
こうした流れに対して、2020年9月1日に発行された日本経済新聞紙の夕刊一面の見出し「求人1.08倍 雇用悪化続く」と報じています。
サブ見出しは「7月に6年3カ月ぶり水準」と伝えています。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、日本での雇用情勢の厳しさが続いています。厚生労働省が9月1日に公表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.08となり、前月より0.03ポイント下がりました。
失業率は2.9パーセントに上がっています。非正規労働者を中心に解雇や雇い止めが広がっていることが実態のようです。非正規労働者はかなり厳しい局面に追い込まれています。困った社会情勢です。
この日本経済新聞紙の夕刊一面の見出しのすぐ下には見出し「全産業売上高17.7パーセント減」という記事が並んでいます。
9月1日に財務省が公表した2020年4月から6月の3カ月間の法人企業統計では、日本の全産業(金融と保険業を除く)の売上高は前年同期比で17,7パーセント減の287兆6800億円と、大幅に落ち込んでいます。企業の事業実績は大幅に悪化しています。この中での、株高は不思議なことです。