ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野市鬼無里の展望台の大望峠から眺めた北アルプスの峰々は雲・霧の中でした

2020-09-29 00:00:05 | 旅行
 長野市鬼無里の中心部からくねくね道を上がり、標高1053メートルの大望峠に上がりました。

 裾花川沿いにある鬼無里の中心部から北東方向にある戸隠に向かって、くねくね道をひたすら上ると大望峠(だいぼうとうげ)にたどり着きます。

 大望峠は標高1053メートルです。鬼無里の中心部から約400メートル上がったことになります。

 すぐ目の前の針葉樹林です。この中で野鳥がよく鳴いています。



 眼下には、山麓沿いに点在する鬼無里の家々や畑などが見えます。日頃の買い物はたぶんまとめ買いするような、山間です(宅配便も来るのが大変そうな場所です)。



 この標高1053メートルの大望峠から西側を眺めると、蓮華岳(標高2799メートル)、針ノ木岳(同2821メートル)、爺ケ岳(同2670メートル)、鹿島槍ヶ岳(2890メートル)、五竜岳(同2814メートル)、唐松岳(2696メートル)という北アルプスの峰嶺が見えます(晴れていれば、見えます)。

 この日は運が悪いことに、北アルプスの峰嶺は雲の中です。





 5月に、ここから北アルプスの峰嶺を眺めると、白く冠雪した峰嶺がよく見えます。

 この大望峠に飾られていた漢詩が書かれた板です。



 大望峠からすぐ下側には、集落が見えます。



 この集落の家はかなり大きいものです。冬の間の積雪に耐えるように建てられた大きな家です(この大きな家に一族が集まり、厳しい冬をしのいだようです)。

 山野草の黄色い花です。品種はナガミノツルケマンのようです。





 ウバユリの実ができています。



 大望峠から北東方向に少し下って、また上ると戸隠神社の宝光社にたどり着きます。戸隠の入り口部分です。

(追記)当初、黄色い細長い山野草の名前は調査中としていましたが、山野草などにお詳しいお二人のブロガーの方からのご指摘があり、種類は「ナガミノツルケマン」だと訂正しました。