頷いた・・・

山口県長門市出身の童謡詩人、金子みすずさんの代表作「こだまでしょうか」と言うのが、東日本大震災以降、公益財団法人のCMで度々流れた。
　　　　
　「こだまでしょうか」
　　　「遊ぼう」っていうと
　　　　　「遊ぼう」っていう。
　　　「馬鹿」っていうと
　　　　　「馬鹿」っていう。
　　　「もう遊ばない」ていうと
　　　　　「遊ばない」っていう。
　　　そうして、あとで
　　　　　さみしくなって、
　　　「ごめんね」ていうと
　　　　　「ごめんね」っていう。
　　　こだまでしょうか、
　　　　　いいえ、誰でも。

心に染み入るような内容のある詩だと思う。幼い頃にまさに「そうだったなあ」という心情がそのまま描かれている。一人じゃない・・・、人間生きていくには相手が、周りが必要。支え合って生きている。
以前長門市を訪ねて金子みすずさんの資料館にも行ったことがあるが、今回この詩を何度も目にし、耳にし、大ファンになった。あらためて訪ねてみたくなった。今度はまた違った思いでの訪問になることと思う。


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