池上氏の現代史や経済学の講義を受けていて思うことがある。 日本の教育はもっと視点を変えてやってはどうかということだ。 現在行なっている教育内容も考えに考えられたものなのであろうが、人間が生きていくために本当に必要なものをどうも折り込んでいないように思えて仕方ない。 現代史をもっと教えて史実としてこんなことがあり、今に至っているんだということを教えるのは必要なことだと思う。 入試直前で時間数も不足だからと安易にカットされたばかりにほとんどと言ってよい程現代史は習っていない。 おかしな話だ。 他国で戦時中にしたことを非難されても、事実を教えられていないのだから「そうなんだ」と思う人は沢山いることと思う。 決して日本軍のみが悪くはないはず。 戦争では関与した国すべてが罪を犯している。 これを一例に、冷静に物事を見る目を養い、愚かな繰り返しを避けるためにも教えるべきだと思う。 また経済学をいやもっと柔らかく言うと生活というものがどの様な仕組みによって成り立っているのかを、経済学的なことを踏まえてもっと幼い時分から教えるべきだと思う。 グローバル化が進み、日本の小さな島国の中だけで生きていくのではないのだから、今からの日本を生かすも殺すも教育の成せる技。 ゆとり教育で大失敗をした挙げ句、経済危機の真っ只中におかれている今の若者は教育の犠牲者だと言える。 本当にしっかり考えた教育を行なうことだ。 ある面洗脳だと言える。 取り返しは付かないのだから。
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