クマの話から・・・

　クマによる被害が随分報じられ、「怖いねえ」と話していたら、こんな話しに・・・。
　
　以前の住まいは、結構な数の動物たちと共存していたとあらためて分かった。　さる、猪、キツネ、狸、鼬、鶯、ホトトギス、蛇、ハミ、カラス、ミミズク、キツツキなどなど・・・。　思い出すと結構な種類だ。　

　先日料理教室に行き、「いろんなのがおるよねえ・・・」と皆さん。　

　「カラスが多くてゴミをあさって、畑や庭に埋めた野菜くずを掘ってしようがないの」という話から「狸が昨日の夜、庭に来ててね・・・」と言う話しも登場。　「そう言えば今年は○○さんの庭には猪が出たらしいよ」。　実にさまざまな生きものと共存していたのだ。

　子供たちが幼い時分には、公園に猿の親子が出没。　危険なので、猟友会の人たちが退治に来られたこともある。　子供たちに話を聞くと、ふと見上げると猿の赤いお尻が見えたことがあったと言うから怖いことだ。　子猿を連れている親猿は凶暴だと聞いたことがある。

　すぐそばの山へ駈け上って走り回り、木のそばに大きな穴を沢山発見したことがあったとも言う。　「もしかしたら・・・それは蛇か何かの穴？？？　手を突っ込まなくて良かったよ・・・」。　親が留守の時には何をして遊んでいたことか・・・。　ハミもいたし・・・。

　今考えると、何事もなく元気に過ごしていてくれて奇跡？！だとも言えそうなくらい、田舎の子供だったんだとあらためて痛感。　まあその分たくましさも育ったかもしれないが、何かひと昔とは違う変化が起きているのかなあ・・・。　動物たちが生存しにくいような変化もさまざまな面で起きているんだろう。


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