「卒業式が平常通りできないで、突然の別れに泣きだす子供たちが・・・」と言うニュースを見ると辛い。
一生に一度の卒業式である。
去るものの寂しさもあるだろうが、送りだす側も同じである。
私も数回３年生を担任し卒業生を送り出した。
卒業式の後、みんなを正門まで送り、教室にひとリで戻る。 そして先ほどまでワイワイガヤガヤやっていた生徒たちの姿を思い出す。 長ければ丸３年間担任した生徒もいる。 または２年間、１年間。
それぞれの良いところ悪いところもそれぞれ顔が違うように異なる。 でも悪いところは消えて、良い点ばかりを思い出すものだ。
それぞれ生きていく道はまったく異なっていく。
どうかみんなが元気に、辛いことも大変な苦難も乗り切れますように・・・。
新入生を迎えて、その成長を見ることができるというしあわせ。 これは教師の喜びだろうと思う。
卒業生を送ると、寂しさもあるが、「さあ、また新しい学年で頑張るぞ！！」と自身に気合を入れていたものである。
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