今日は実家の母の命日だ。
毎年この日は亡くなった前後の様子が思い出される。
55歳と言う若さで逝ってしまった母。
親孝行らしいことも出来ずじまい。
どれほど思っても、親孝行はできない。 何をどうすれば母は喜んでくれるかしら・・・と思いつつ日々過ごす。
紫陽花の花を見ると病院から出ては眺めた景色が思い出される。 先ほどまでの雨が嘘であったかのように花と葉に雫をたたえて、まぶしかった・・・。
祖父が、亡くなる数時間前に、肩を震わせながら「ワシより先に死ぬなよのう」と泣いた。 傍で肩を抱くしかなかった・・・。 亡くなった病院の前には今だよう行かない。
生まれてまだ一歳にもならなかった長女を見ながら「もしもの時には、万が一の時には、この子を母さんだと思って大事に育てるんよ」と言ったのが、母の最期の言葉になった・・・。
その長女が言う。「お祖母ちゃんの分も生きんとね」と。
年々、年取るごとに母のありがたさ、尊さ、強さ・・・その他いろんなことが思い出されて、ただただ感謝しかない・・・。
ありがとうね・・・。
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