社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

歴史に学び、二度と悲劇を避けたいものだ

2011-12-08 14:03:42 | 頭の訓練
 池上氏の現代史の講義を受講した折に、頻繁に出てきた言葉「歴史に学び、悲劇を避けたいものだ」が今日は頭をよぎった。 今日は太平洋戦争開戦日であるということをいか程の人が思い出したのだろうか。 亡き父は「もう1日戦争が続いていたら九州の知覧から特攻隊員として飛び立っていただろう」と何度か言っていた。 亡き母は学徒動員で勉強をしないで、工場で飛行機の部品を作ったと言っていた。 また空襲警報が鳴り響く中、土手沿いを神社に向けて走り大勢の人が亡くなったとも言っていた。 危機一髪!!そんな時間を生きてきたと。 防空頭巾を頭の上に置き、すぐに逃げられるように服は着て寝たと・・・。 食べる物は、今では考えられない程の状態であったと。 私は小学校5年生くらいだったと思うが広島の原爆記念館に行き、一週間食べ物が欲しくなく、米軍飛行機の音が怖くて怖くて眠れなかったことがあった。 そしてもう5、6年前にもなろうか、広島行きの電車の中で隣り合わせたおばあさんが何が発端だったか忘れたが、戦争の悲惨さと大勢の犠牲者の上に今の日本の平和があるとおっしゃっていた。 もう戦争について身近に聞くこともあまりない。
 ずっと心の中で疑問に思っていたことがある。こんな小さな国が大国を相手に、像に群れる蚊のようなやり取りになるのは分かっていたろうになぜ戦争をしたのか。 なぜあのような愚かなことをしたのか。 犠牲者にはその人を大切に思う人がいたはず。 欠陥だらけの日本の政治・経済・軍事がそこにはあったはず。 歴史に学び愚かな悲劇を繰り返さないように、もっと真実を明らかにし、単純に悲惨さばかりを全面に出すことで終わらないで、どう言う現実、事情があり誰がどの様にして開戦に至ったのか。きちんと教えてほしい。 戦時中は国の為に命を捨てるように教えた教育があったが、悲劇を繰りさえさない為の教育を行なう必要があると思う。だから現代史を学ぶ必要もある。


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