まあ何と言うことでしょう・・・

　どこぞの番組で聞くような文章が題名になてしまったが・・・。　先ほども例によって朝の散歩。　３社参りへ行き清々しい気分でいつものコースを通ってきた。　すると通りに面した小さな畑にさまざまな花が植えてあるお家がある。　私が友人からもらった大好きな匂い水仙をやはり通りに面した場所に列にして上手にたくさん育てておられる。　だから成長を心待ちにしていた。　ここ数日毎日見ては「お～咲いてる咲いてる」去年より増えたよねと思いながら通過する。　

　しかし何とそれがバッサリ切られていた。　通過しながら当然のことながらお家の人が切って楽しまれるんだろうかあ・・・でも残念だなあ・・・と思いながらふと見ると熱心に草抜きをしている方がおられて、「おはようございます。　切られたんですねえ・・・」とつい声をかけてしまった。　無くなったショックが大きく、全く事情も聞かずにこんな声をかけて・・・と反省。　しかし次の言葉を聞いて愕然とした。　「だれかが切って持って行ったんですよ。」「はあ？」

　いろいろ話しているうちに去年も切られてしまい、場所を移そうと思っていたけれど油断してしまったとのこと。　去年半分根こそぎ切られ、残り半分を今年は切られたとのこと。　可哀そうに・・・せっかく咲いていたのに・・・その奥さんもかなりショックを受けておられた。

　匂い水仙は球根なので、花をその茎と一緒に切っても葉っぱまで切ると球根が成長せずに、来年用にはならないとのこと。　つまり枯れてしまうとおっしゃった。　「そうなんだあ」頷くことばかりで腹が立つ。　その方が「花が欲しいのなら言えばあげるのにねえ。　こんな酷いことして・・・悲しくなります。」とおっしゃった。　来年は咲かないのかしら・・・と思いながらまた腹が立つ。　

　私だけではない。　ここを通過する沢山の人がきっと花を愛でながら心癒されていたことと思う。


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