本当にあった悪魔祓いの記事を読んでおったまげた。
ベルゼブブに率いられた悪魔に取り憑かれた女性の項目だが・・・。
悪魔祓いの間、ずっとエマは目を閉じたままで、なにを食べても、どういうわけかマカロニや茶葉のようなものを吐いたという。
悪魔祓い師が、エマの中にいる悪魔にいったい何人いるのかと訊ねると、たくさんいるが彼らは悪霊の親玉ベルゼブブに率いられていて、エマは父親に呪われているという答えが返ってきた。
エマはものすごい勢いで天井近くまで浮き上がり、そこで宙づりになったままわけのわからないことを口走ったり、マカロニや茶葉のまじったものを吐き出した。
・・・てなんだよ、マカロニて。
悪魔てなイタリア生まれか?
カトリックの総本山はイタリアだっけな。
マカロニ出してくれるなら一生食うに困らんじゃねえか。
出したマカロニ食ってりゃ永久機関じゃねえか。
茶も飲めるぜ。
いい奴だなベルゼブブ。特に害もないのになぜ祓う必要が。
この事件は、カトリック教会によって認められた最初で最後の悪魔祓いとして知られている。
ほほう。
キリスト教のないところにはキリストは知られず、
仏教のないところには仏は知られず。
他の宗教もみな同じ。
神は人間の創り出したもの。
自分の創り出したものにここまで支配されているのを見てると面白い。
銃夢という漫画のディスティ・ノヴァというキャラクターの
生の始まりは化学反応にすぎず
人間存在はただの記憶情報の影にすぎず
魂は存在せず 精神は神経細胞の火花にすぎず
神のいない無慈悲な世界でたった一人で生きねばならぬとしても…なお…
なお 我は意志の名の元に命じる
『生きよ』と!!
というのは実に名言だなと思う。