椿を撮影に葉の茂る木立に入ると蜘蛛の巣が行く手を阻みます。それを避け避け進みましたが、その蜘蛛の巣をよく見ると女郎蜘蛛の巣です。女郎蜘蛛の細くて長い4対の足は黒と黄色の横縞になっていて鮮やかな色調をしています。その張られた巣も見事なもので3重にはられた内にある網状の中心に女郎蜘蛛は待ち構えています。実はこの華麗な蜘蛛は女郎蜘蛛の雌で少し離れて居る小さな薄茶色の蜘蛛が雄なのです。巧妙な巣を張り、その巣に掛かった獲物を仕留めるのもこの雌蜘蛛でそのおこぼれを頂戴するのが雄なのです。
この女郎蜘蛛は闘争本能が旺盛で、少年の頃にこの蜘蛛を捕まえて友達と喧嘩させて遊んだことが思い出されます。その頃この蜘蛛を「兵隊蜘蛛」と呼んでいました。
しばらく女郎蜘蛛を観察しました。先日太宰府の博物館で拝観した「阿修羅像」を連想しました。阿修羅像の6本の細い手が女郎蜘蛛の8本の細い肢に何やら似ていることに気づきました。女郎蜘蛛を喧嘩させる遊びは古代からあったことを何かで読んだことがあります。阿修羅像の6本の肢の形は女郎蜘蛛が何やら関係しているのではないかと思いました。
画像の中心の蜘蛛が雌、その右上に見える茶色で小さいのが雄。
この女郎蜘蛛は闘争本能が旺盛で、少年の頃にこの蜘蛛を捕まえて友達と喧嘩させて遊んだことが思い出されます。その頃この蜘蛛を「兵隊蜘蛛」と呼んでいました。
しばらく女郎蜘蛛を観察しました。先日太宰府の博物館で拝観した「阿修羅像」を連想しました。阿修羅像の6本の細い手が女郎蜘蛛の8本の細い肢に何やら似ていることに気づきました。女郎蜘蛛を喧嘩させる遊びは古代からあったことを何かで読んだことがあります。阿修羅像の6本の肢の形は女郎蜘蛛が何やら関係しているのではないかと思いました。
画像の中心の蜘蛛が雌、その右上に見える茶色で小さいのが雄。