昨日は立春、でも寒さの厳しい一日でした。今日も寒い朝です。
午前10時から定例の総代会が行われます。会場の庫裏を整えて1曲屏風を部屋の隅に出しました。
この屏風は書家であられた国貞冨貴子(馨竹)さんが晩年に制作されて東京から態々贈って来られた作品です。国貞馨竹さんの作品は2、3いただいておりますがこの屏風が最後の作品となりました。
小倉百人一首(風そよぐならのをがはの夕暮れはみそぎそ夏のしるしなりける)にも選ばれている歌人藤原家隆の歌、(鎌倉初期、「新古今和歌集」の選者の一人)
花をのみまつらん人に山さとの
雪まの草の春をみせばや
と書かれています。このお歌を茶道を大成された利休さんが「わび茶の心」としてしばしば提示しておられます。(「南方録」)
この地域は温暖な土地で雪に埋まってと云うような生活の営みはありません、全く想像の世界なのですが、春を待つ思いには同感するものがあります。
1曲屏風を平面に開いて撮影しました。
午前10時から定例の総代会が行われます。会場の庫裏を整えて1曲屏風を部屋の隅に出しました。
この屏風は書家であられた国貞冨貴子(馨竹)さんが晩年に制作されて東京から態々贈って来られた作品です。国貞馨竹さんの作品は2、3いただいておりますがこの屏風が最後の作品となりました。
小倉百人一首(風そよぐならのをがはの夕暮れはみそぎそ夏のしるしなりける)にも選ばれている歌人藤原家隆の歌、(鎌倉初期、「新古今和歌集」の選者の一人)
花をのみまつらん人に山さとの
雪まの草の春をみせばや
と書かれています。このお歌を茶道を大成された利休さんが「わび茶の心」としてしばしば提示しておられます。(「南方録」)
この地域は温暖な土地で雪に埋まってと云うような生活の営みはありません、全く想像の世界なのですが、春を待つ思いには同感するものがあります。
1曲屏風を平面に開いて撮影しました。