
11月半ば。
畑の側の柿の木が寂しくなりました。
目眩しそうな11月始めの夏日から一転木枯らしが吹いて一気に落ち葉しました。
柿色カーペット。
日本の伝統色は覚えられないほどあってその微妙なニュアンスや文字がとても美しいと思います。
柿色もやっぱりありました。
似た色で洗柿(あらいがき)柿渋色(かきしぶいろ)なんかも。
今年は裏番で柿は数個しか採れませんでした。

数が少ない分大きくて甘い柿が採れたんですけど。
それにしても少な過ぎ。
異常気象の影響もあるんじゃないでしょうか?
京都市内の街路樹は特にイチョウなんかは落葉する前に早々と剪定作業されるので既に寒々しいところが多くあります。
もうちょっと置いてくれたら綺麗なのに…
と思うけど、近隣の苦情があるのかな?
でもなんといっても京都には神社仏閣がたくさんあるし庭園の紅葉は素晴らしく郊外に有名スポットも多いのでこの時期は観光客の方々でどこもかも混んでいます。

日本の紅葉はバリエーション豊かで外国のかたにとっても素晴らしく美しいと評判なのだとか。
たとえば青い瞳で見る紅葉はどんなでしょう?
神秘的なのかも?
わたしが見ている紅葉とはまた違うのかも知れないと思ったりします。
イチョウの葉は黄緑から黄色く染まり銀杏(ギンナン)も黄色系。
桜の紅葉はサクランボのように赤っぽくて
柿の葉は柿色。
もみじのグラデーションにも見惚れます。
木によって発する色々がほんとうに美しい今日この頃です。
