memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

気になる映画

2012-07-02 03:45:08 | 映画
公開されたばかりの映画で面白そうなものがいくつか・・・


■「夜のとばりの物語」
  Le Conte de la Nuit

「キリクと魔女」「アズ―ルとアスマール」のミシェル・オスロ監督の新作。
  光と影と色彩の美学を貫く独特の手法。影絵と極彩色の世界。
  観客のいない夜の映画館。映写技師と少年と少女が楽しげに語りあい、いつしか
  2人の子供が主役となって物語が進み始める・・・。
  都内では新宿バルト9で。
  6月30日公開。

■「少年は残酷な弓を射る」

  ティルダ・スウィントン主演。
  結婚・出産で旅を楽しむ生活が終わりを告げ、閉塞感にとらわれる母親の心を敏感に察知してぎくしゃくとする親子関係。
  美しく成長した息子が成した思いがけない行動とは?
  ミステリアス。ここまでぼかされてなお興味を掻き立てられるのはティルダ・スウィントンへの信頼ゆえか。

■「クレイジー・ホース・パリ 夜の宝石たち」

  あまりに完璧な身体の美女たちによるあまりに粋で大人の香りのするハイセンスなショー。
  一度パリで観たことがあるが、エロティックでありながら、猥雑さとは無縁のスマートさが心地よかった。
  監督は「パリ・オペラ座のすべて」のフレデリック・ワイズマン。
  今回も同様の手法で、商業的興行であることを優先する経営側とあくまで芸術作品として妥協を許さぬ裏方とのせめぎ合いを
  華やかな舞台とともに見せて行く。


    
   


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