memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

二十四節気とは?

2014-09-17 06:50:56 | LIFE
二十四節気とは、太陽の位置を基準に一年を24等分した季節の分け方。
中国伝来なので、もともと季節にずれがあるそうですが、このところの地球温暖化で一層その齟齬が目立つように思われてなりません。
ともあれ、その言葉に季節の移ろいを感じたり、あらためて自然界の営みに眼をむけさせたり・・と言葉から広がる世界が新鮮で、こんな言葉があったんだ、と驚くこともしばしば。

なじみの薄い「二十四節気」のランキングが2014年3月1日のBEに載っていたのですが、結構知らないものもあり・・・。
覚書として残します。

第一位 小満(しょうまん) 万物が次第に長じて天地に満ち始める。草木の枝葉が茂り、麦の穂が成長する。2014年5月21日
第二位 芒種(ぼうしゅ)  イネや麦など芒(のぎ)のある穀物を植え付ける季節のこと。昔の田植え時期に当たる。2014年6月6日
第三位 清明(せいめい)  春の温かな日射しを受け、天地万物が生き生きし、「清浄明潔」となる。2014年4月5日
第四位 雨水(うすい)   それまでに降った雪や氷が解けて水になり、降る雪も雨に変ると言う意味。2月19日
第五位 白露(はくろ)   秋が本格的に到来し、草花の葉先に透明の露がつき、白く光って見えるという意味。9月8日
第六位 寒露(かんろ)   秋が深まるに連れ、朝晩の冷え込みが増し、草木の露が冷たく感じられるようになる。10月8日
第七位 穀雨(こくう)   地上の穀物を育てる春の長雨が、煙るように降り続ける。一雨ごとに緑が濃くなる。4月20日
第八位 霜降(そうこう)  晩秋となり、露の代わりに凍った霜が降りる。山々も次第に紅葉に彩られていく。10月23日
第九位 処暑(しょしょ)  暑さが峠を越え、収まってくる時期。朝晩は涼しく感じ始め、台風シーズンが到来。8月23日
第十位 小雪(しょうせつ) 北国から初雪の知らせが届く。ただ雪の量はさほどでもなく、寒さもまだ厳しくはない。11月22日

語感や字面から、単なる春夏秋冬ではない生命の営みや息吹が伝わってくる言葉・・・
雨季乾季の亜熱帯かと思うことの多い昨今ですが、南北に長く伸びる日本列島に住む幸せを言葉から感じたことでした。


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